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映画『ハード・リベンジ、ミリー』ネタバレ・あらすじ・感想。

野美紀主演のアクション映画『ハード・リベンジ、ミリー』を観たのだ。

『ハード・リベンジ、ミリー』
アクション&スプラッターの復讐劇。
無表情で戦う悲しみのヒロイン。
監督:辻本貴則
出演: 水野美紀, 大口広司, 中村哲也, 紗綾, 虎牙光揮

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予告編

 

 

解説

 
家族を惨殺、自らも瀕死の重傷を負ったヒロインが改造人間となって復活を遂げて、復讐に身を投じるバイオレンス・アクション。

『真・女立喰師列伝〜荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ』の辻本貴則監督と主演の水野美紀が再び顔を合わせタッグを組んだ。

体中に武器を仕込んだ悲劇のヒロインが繰り出す、本格的なアクション映画を構築。

見せることに徹したアクション描写にハイクオリテスプラッターサウンドが加わり、臨場感抜群のシーンの数々が展開。

水野演じるミリーと元プロボクサーの虎牙光揮がクライマックスで繰り広げる死闘は必見。

2008年製作/44分/G/日本
配給:東宝

 

あらすじ

 
20XX年、銃刀法の規制緩和で治安が悪化して大都市の砂漠化が進んだ近未来。

アジア最大の暴力都市となったヨコハマは人口が激減した街は悪党たちの巣窟となり、ミリーは4人の悪党“ジャックブラザーズ”に最愛の夫と娘を目の前で惨殺された。

ミリーは自らも瀕死の重症を負いながらも生き延びて復讐を誓う。

肉体に刀と銃を仕込んで、全身を凶器へと変貌させたミリー。

伝説の刀鍛冶ジュウベエから教えられた心得「刀は生き物。一人斬るごとに磨け」を胸に、たった一人で“ジャックブラザーズ”のアジトへ潜入する。

 

感想

 
以前『ブシドーマン』を観て面白かったので、辻本貴則監督作品を観てみた。

自分の肉体が武器になった女性が復讐を果たすアクション映画だが、単純明快なストーリーでアクションやスプラッターシーンを盛り込んで撮っていて好感が持てる。

思いきり戦って、思いきり血しぶきが上がり、思いきり残酷に復讐する。

ヤツらは、まるで殺人を娯楽として楽しんで遊びながら罪なき人たちをいたぶる。

その餌食となってしまったミリーは家族を殺されて復讐に燃える。

ミリーは肉体をボロボロにグシャグシャにされて(ってか、よく生きてたな!)、自分の肉体を兵器にしてしまった。

復讐を決行する時、ミリーが涙を流しながら大声で訴えかけてもイイはずだが、ミリーは至って無表情。

淡々と次から次へと相手を仕留めるミリーの深い悲しみは、ミリーが無表情であればあるほど際立つのだ。

壁に映し出された影で、ミリーが本格的なおぞましい武器人間になっていたことが確認出来る。

そして体中を引き裂かれる悪党。

復讐を終えたミリーは生きていく支えをなくしてしまったことが、更なる地獄。

次は命を狙われる立場になってしまったのだ。エンドレス!!

続編もあるみたいなので、その後のミリーを観てみよう、ってなところで「カット、カット」。

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