マ・ドンソクを観るためだけに、また内容も知らない映画を観てみた。
やはり魅力的な怪力男であった。
『ザ・ソウルメイト』前置きが長いと感じたが、 |
『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソクと『君の結婚式』のキム・ヨングァンの共演作。
犯罪組織の人身売買の現場を目撃した警察官のテジン。
捜査を進めていたところに、暴行を受けてしまい意識不明の重体に陥る。
生霊となったテジンは、唯一、彼の姿が見える柔道家のジャンスと奇妙な共同捜査を開始するのだ。
2018年製作/97分/韓国
原題:The Soul-Mate
配給:ツイン
ある田舎町。
警察官であるテジンは、犯罪組織の人身売買の現場を目撃したことから捜査を進めていたが、口封じのために暴行を受ける。
そして意識不明の重体に陥ってしまう。
生霊となったテジンであったが、柔道場の館長ジャンスにだけ、彼の姿が見えることが判明する。
奇妙な事情で結ばれた2人は共同捜査を開始することになるが、事件の裏には巨大な陰謀が隠されていた・・・。
物語の詳細も知らぬまま、僕の推しメンである韓国のマ・ドンソクが出演しているので観ることに。
テジンという警察官が襲われて意識を失ったことで幽体離脱してしまったのだが、「なるほど、なるほど」そういう物語なのね、と理解するまでの前置きがちょっと長かった。もっと早めに幽体離脱して欲しかった。
マ・ドンソク扮するジャンスという柔道家も、他人には関与しないスタイルで過ごしているため、事件に関わっていくまでの前置きが長い。
確かにテジンにしてもジャンスにしても、人間を描いた前置きがあるからこそ物語は活きてくるし、事件解決に向けたラストが活きてくるのだが、「前置きはイイから、どんどんヤッちゃって~!」というのが個人的な想いである。
冒頭や中盤にもアクションの波があってこそ飽きさせないで映画に釘付けさせることが出来ると思うのだが、前置きが長かった。というのは、大体物語の筋が見えやすい作品だからである。この後、テジンとジャンスは協力して事件を解決させるんだろうなぁと誰もが大体の予想が出来るのだ。そうすると前置きというのはグダグダしてじれったいのだ。
しかしながら映画自体は凄くイイ物語である。
前置きは長いなぁと感じたけど、それだけ。本当にイイ物語である。特に女性ウケしそうな物語だ。
ラスト、面倒なことに首を突っ込まなかったジャンスが、笑顔で街の人たちを助けて、道場が繁盛するシーンなんかは最高に良かった。
やっぱりマ・ドンソクはイイなぁ~と、言ったところで「カット、カット」。
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