14日『怪奇スナック竹千代』さんのYouTube収録があり、お盆の時期に自分の実体験の怪談を話した。
怪談好きが高じて自分でも怪談を披露する縁が繋がり、『怪奇スナック竹千代』さんに出演することに。
Zoomで収録するスタイルは世界各国どこにいてもネット環境さえ整っていれば参加出来る。
MCの竹千代さんがタメ口で出演者と怪談や雑談の中で繰り広げられるトークは面白い。
怪談という恐怖の緊張感と竹千代さんの緩い話し方が見事な「緊張と緩和」を生み出し、絶妙なバランスで成り立っている「不安定な安定」が癖になるのだ。
自分が出演することで『怪奇スナック竹千代』さんの動画を予習する。
ハサミや包丁や斧を頭にぶっ刺してニコニコ笑っている竹千代さんに対抗して、僕も注射器を頭にぶっ刺した。
Tシャツはチャッキー、壁にはホラーな仮面を。
出来るだけ竹千代さんの動画のスタイルに合わせ自分の味も出してみた。
僕はカタチから入るタイプだ。中身が薄っぺらのペラッペラなのでカタチから作り込み雰囲気を出す。
何とかカタチを作ることで中身の薄っぺらさを隠そうとするのに必死なのだが、すぐに「ただのアホ」だと見抜かれてしまうだろう。
さて話を戻し、竹千代さんのYouTube撮影に。
今回の「カタチから入る」スタジオはこんな感じ。
「SURE MV7X」のマイクと「YAMAHA AG03MK2」のオーディオミキサー、優秀な機材を用意して収録に臨む。
今回話した怪談は『心霊スポット巡りをやめた理由』という僕の中では笑えない実体験の話。
怪談を語る実体験なので笑えなくて当然なのだが、僕の場合は何故か笑える不思議な体験が多いのだ。
笑えない今回の実体験に、どうすれば笑いを盛り込めるか、そんなことを考え怪談の構成をする。
トークスキルもないくせにダラダラと間延びした「端折れるはずの話」をしても飽きられてしまう。
出来る限り端折り、それでいて説明不足になり過ぎても不親切。
もちろん頭の中で予め構成していないと、中々上手くスムーズに話せない。
プロの怪談師の方々は突然話を振られても、途切れることなくスムーズに話を展開させていくから凄い。
しかも一時間、二時間、三時間以上でも、ぶっ通しで話を出来る集中力には恐れ入る。
10分程度の話でも集中して話すと結構体力を消耗する。集中することは体力を消耗するので、話し終えた後はどっと疲れる。
プロの怪談師の方々は長尺の怪談を話し終えた後も「まだ話足りなそうな」感じでムズムズしているから異常な体力だ。
チカラの入れ加減や抜き加減を上手く操ることが出来るのだろう。
『怪奇スナック竹千代』さんでの僕の出演回を是非ご覧下さい。
『怪奇スナック竹千代』 怪談160 【新横山祐樹】心霊スポット巡りをやめた理由 |
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