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なぜ、葛飾北斎はエモいのか?

れば知るほど、世界で一番有名な日本人・葛飾北斎先生がエモ過ぎて、脳天パンチびよよ~ん!なのである。

葛飾北斎といえば江戸時代後期の浮世絵師で、90歳近くまで生きた。この時代としては、なかなかの長寿である。その生涯に3万点もの作品を発表したのだ。

葛飾北斎の有名な作品では、日本人なら誰しもがどこかで目にしたであろう富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)がある。

三十六の風景と共に富士山を描いた大傑作である。

三十六景を完成させたかと思いきや、三十六景を「表富士」として、さらに十景もの作品「裏富士」を発表して、『富嶽三十六景』は結局全部で四十六景もの名作になったのだ。・・・ん~、超エモい。

葛飾北斎は、引っ越しを93回もしたという逸話があり、多い時には一日に3回も引っ越ししたという。

理由は「掃除が嫌い」だから。汚れたら綺麗な場所に引っ越すだけ。

改名は30回

僕が一番好きな名前は「画狂老人卍」。超パンク老人!エモ過ぎる!


北斎先生は、漫画も描く!北斎漫画

鼻息でローソクの火を消そうとしてみたり、ユーモアが最高だ!

 

漫画も描くし、奇妙なお化けや妖怪も描く。

と、思えば春画も描いちゃう。何でもアリ

ユーモラスな事ばかりやっているかと思えば、そんな事はない。

小布施町・岩松院の21畳もの天井画八方睨み鳳凰図は、圧巻!!

本当に作品の幅が広い!凄すぎる!!

天才ですわ!

そんな天才、北斎先生が晩年亡くなる前に残した言葉です。

「天が私にあと十年の時を、いや五年の命を与えてくれるのなら、本当の絵描きになってみせるものを。」

どんだけ向上心があって、どんだけ謙虚やねん!!これだけの素晴らしき作品を残しておきながら、まだ「本当の絵描き」になっていないと自己評価するのか?!

飽くなき探求心と創作意欲、年を重ねてもまだまだ発展途上でいる姿勢。本当に敬服いたします。

葛飾北斎先生、大好きです。貴方はカッコ良く、超エモ過ぎます。

北斎決定版 (別冊太陽 日本のこころ)
浅野 秀剛 (監修)

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