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映画『96時間 レクイエム』ネタバレ・あらすじ・感想。

「96時間」シリーズ三作目を観たのだ。

『96時間 レクイエム』
独りよがりの暴走野郎。
どんだけ周囲を巻き込むんだ。
監督:オリヴィエ・メガトン
出演:リーアム・ニーソンファムケ・ヤンセンフォレスト・ウィテカー
 

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予告編

 

 

解説

 
「96時間」のシリーズ第3作、リーアム・ニーソンが悪の組織から家族を守る無敵の父親に扮した人気サスペンスアクション。

元妻レノーア役をファムケ・ヤンセン、娘キム役をマギー・グレイスが続投。

『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィテカーが新たに参加した。

前作『96時間 リベンジ』のオリビエ・メガトンが引き続き監督を務める。

また前2作も手がけたリュック・ベッソンが製作と脚本を担当。

2015年製作/109分/G/フランス
原題:Taken 3
配給:20世紀フォックス映画

 

あらすじ

 
イスタンブールで犯罪組織を全滅に追い込んだ、元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)はロサンゼルスに戻り、再び家族の絆を取り戻そうとしていた矢先、元妻レノーアを何者かに殺害される。

元妻殺しの容疑者として警察からも追われる身となったブライアンは、殺人事件の容疑者として指名手配される。

娘キムを守るために、真実を暴いて復讐を果たすために、並はずれた肉体と頭脳を駆使して黒幕探しに奔走する。

 

感想

 
シリーズ前2作を観てきたわけだが、やっと3作目を観た。

今回はリーアム・ニーソンが元妻を殺害した犯人という濡れ衣を着させられるのだが、もうメチャクチャ。

警察に逮捕されそうになって逃亡するのは構わないが、街やら建物、車、色んなモノを破壊していく。

暴走し過ぎである。

元妻を殺害されたこと、娘も狙われる危険性、元CIA工作員のリーアム・ニーソン演じるブライアンだが、すこぶる優秀であったとしても、気が動転してしまうのは仕方ない。

自分がその状況下に置かれたのなら、平常心ではいられないだろう。

しかし、このブライアンとやらの暴走っぷりは激しすぎて、「自分」や「自分の家族」を守るためなら世界が滅んでもカンケーないと思っているに違いない。

「自分の大事な人」と「全人類」、どちらが死ぬかと決断に迫られたのなら、迷わず「全人類」を壊滅させる男である。

恐ろしいぜ、ブライアン。

そもそも、こんなに家族が狙われる男、「一生独身」の道を選択した方が良かったのではないか。

どうしてもシリーズものとなると前作よりもハードになっていくのは仕方ないが、ここまで暴れられると「おいおいおい」と戸惑いを隠せない。

もしもシリーズ4作目があったのなら、ブライアンの暴走でひとつの街ぐらい簡単に消えてなくなるだろう。

「96時間」シリーズは面白いシリーズものではあるが暴走しまくりなので、もっとスマートに事件を解決して欲しいぜ、ってなところで「カット、カット」。

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