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映画『オーメン(1976)』ネタバレ・あらすじ・感想。

ラーの名作『オーメン(1976)』を観たのだ。

『オーメン(1976)』
最高のホラー映画。
殺し方と音楽の演出、全てが素晴らしい。
監督:リチャード・ドナー
出演:グレゴリー・ペック, リー・レミック, デイビッド・ワーナー, ビリー・ホワイトロー, ハーベイ・ステファンス
 


 
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解説

 
“悪魔の子”ダミアンに翻弄される人々の恐怖を描いた世界的ヒットを記録した名作オカルトホラー。

不気味なテーマ曲“アヴェ・サンターニ”など、ジェリー・ゴールドスミスによる音楽がアカデミー作曲賞を受賞した。

1976年製作/アメリカ
原題:The Omen
配給:20世紀フォックス映画

 

あらすじ

 
6月6日6時。

妻が死産した駐英大使は、同じ日に生まれた孤児を引き取りダミアンと名付け育てるのだが、ダミアンの周辺では不吉な殺人事件が多発する。

事件を追う大使はエクソシストであるブーゲンハーゲンから、ダミアンこそが地上に復活した悪魔の子であることを知らされるのであった・・・。

 

感想

 
最高に素晴らしいホラー映画だった。

サスペンスとホラーが絶妙で、殺害されていく大人と死体を見た大人たちが怯えていく原因が一人の可愛いダミアンという少年であるということがものの見事に描かれている。

またただ単純に殺されるのではなくて、その殺され方が派手で非常に面白い。

決して地味に殺したりなんかしない。とにかく派手で、「そんな殺し方をしてくれるのか!」と嬉しくなってしまう。

次から次へと工夫を凝らした殺し方を演出してくれて、ホラーサービスを徹底的にしてくれるのだ。

音楽が第49回アカデミー賞を受賞したのだが、音楽もとても素晴らしかった。

ダミアンの恐ろしさを助長させる音楽の使い方は恐怖の高揚感を与えてくれて、面白さがどんどん加速していく。

また本作では、ダミアンが必要以上に過剰に暴れたり恐ろしい形相で迫ってくるわけではなく、不敵な笑みを浮かべるだけである。

その演出が素晴らしいとともに憎らしいほど最高である。

彼が大笑いしたり、彼が包丁を持って迫ってきたら台無しになっていただろう。

カメラが徐々にダミアンにクローズアップして笑みを浮かべる。

映像だけ観るとそこに可愛い少年が笑みを浮かべているだけなのに、物語を追って行くとこの結末シーンは非常に怖いものと変化させるのである。

『オーメン(1976)』は、僕の好きなホラー映画のひとつになった作品である、といったところで「カット、カット」。

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