アニメ作品が続いているが、今回はアニメと実写の融合作品である。
怪しい雰囲気の作品を作りたくて『地下室のサバト』を墨と筆のモノクロ作品に仕上げた。
常日頃から抱いている占い師への疑問を取り扱ってみたが、決して占い師を批判しようとしているものではない。
批判しているのは、占い師という肩書きを背負って、悪どい商売をしている詐欺占い師への「ファックユー!」である。
世の中には迷える仔羊たちで蠢いていて、占いを頼りにして自分の行く末を知りたい人もいるし、占いによって不安からの脱却、幸せになりたい人がいるものだ。
そんな人たちの心を利用して、テキトーなことを言って商売にしている占い師が許せない。
占いは100%的中するものではない。
そりゃあ100%当たらなくても仕方ないとは思うが、「当たらなくてもいい」という状況が悪徳商売に繋がっているとも言える。
例えば5000円の料金を支払って占ってもらったところで、占い師がテキトーなことを言ってハズしたとしても、「申し訳ございません」と陳謝してくれることはない。
その時の言い訳は「占いは統計学だから」と言えば、問題ナッシングなのだ。
また占いをハズしたとしても、返金されることはない。
5000円のカネと占ってもらっていた時間が、パーである。
しかも気に入らないのは、占い師は決まって偉そうにお客さんにアドバイスをする。
挙句の果てには説教までしてくる占い師がいるから怖いものだ。
フツー、お客さんと接する時は、丁寧に親切な対応をするのが客商売というものであろう。
お客さんもお客さんである。
占い師に説教されてもクレームのひとつも付けないで、ありがたい言葉を頂いたと感謝している。
占い師を調子づかせているのは、お客さんの姿勢にも問題があるのだ。
世の中には色んな占いがある。
手相、顔相、姓名判断、血液型、干支、星座、多数ある占いの中で、一体どれをチョイスすればイイのか?
個人的にはタロット占いが気になる。
占い師の感覚でカードをきり並べるが、「それって本当に正確なの?」と思ってしまう。
「もう一度、カードきってもらえませんか?」と疑い、何度やっても同じカードが表示されたのならば「これは正確だ!」と納得出来るが。
とか言いつつ自分が占ってもらったとしたら、「え~っ、本当ですかぁ~!」と一喜一憂しながら、占いを楽しむであろう。
占い師にイチャモンをつける男が占い師と対峙する物語、『地下室のサバト』をご覧下さい。
『地下室のサバト』
上映時間7分54秒 |
この記事へのコメントはありません。