人生最後の日、あなたなら何を食べたいですか?
そんな日ならば、何も食べる気が起らないかもしれない。
俺ならばオカンの手料理と答えるだろう。
高級な食事じゃなくていい。
オカンが作ってくれた食事を最後の晩餐にしたいのだ。
それはどんな一流シェフでも敵わないものだ。
男というものは皆、マザコンである。
母親がいなければ何も自分で出来ないということではない。
俺もオカンに電話することもほとんどないし、ましてや顔を合わせることなんてない。
一年に一回、会うかどうかだろう。
男なんてそんなもんだ。
人は皆、自分の事を自分が一番考える。
悩みも痛みも喜びも悲しみも、自分の事は自分が考えるものだ。
他人様が自分の事を自分以上に考えてくれる事なんてないのだ。
しかし親だけは、自分の事を自分以上に考えてくれる。
きっと俺がホームレスになろうが何だろうが、他人様が離れて行ったとしても、親だけは俺の事を想ってくれて、いつまでも我が子だと想ってくれることだろう。
人生というものは人間関係が一番難しい。
他人様とはどれだけ仲良くなったとしても、縁が切れる時は切れるものだ。
血のつながりというのは、なかなか切れるもんではない。
親と子は意見が異なるものだ。
親の意見というのは、子供にとっては耳ざわりなんだ。
それでも親と子は縁が切れない。
何故なら親と子は、意見は違えども想いは同じだから。
話はずれたが今回の作品は『最後の晩餐』だ。
タイトル『最後の晩餐』
アートPV
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