アニメ作品を作りたいと思ったのが甘かった。
しかも制作期間は一週間。
毎週一本、映画を公開するという約束を誰にでもなく、自分にしている。
作品は、時間をかけて期間をかけて練りに練った方がいいし、完成するまでこだわった方がいいと思う。
でも、アイデアは風化する場合もある。思いついた時の衝動で動かなければ、そのアイデアは作品になることもなく消えていってしまうことの方が多い。作品に何年もの期間をかけて作るのは強者の理論であり、宮崎駿が何年かに一本アニメを作れば大きな話題となり騒がれるが、無名の人間が何年かに一本、作品を発表したところで何の価値もない。
アイデアが100個、頭の中にあっても作品にしなければ、ただの妄想だ。
お笑いでも、若手は何百本とネタを考えてお客さんのウケや反応を見ながらさらに新しい進化をしていく。ミュージシャンなら、何百と曲を作り、進化していくものだ。何年に一本、ネタを披露すればありがたがられるのは強者であり、何年に一本、曲をリリースすればありがたがられるのは強者なのだ。
しかし、一週間でアニメを制作するのは無理がありすぎた。話の展開もオチも考えずに、勢いで描きはじめたものだから、途中で何度も挫折しそうになった。
でもここで挫折すれば、またアニメ制作をすることが遠ざかりいつの間にか作らなくなってしまう恐れがある。
なんとか仕上げたが、なんとも労力のいるものであった。
今度は、実写の自主映画を撮りながら合間にアニメを少しずつ作っていくという方法でやっていこうと思う。
とにかく反省も含めてすごく勉強になった。
『GUM』
上映時間5分01秒 |
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