最近はホラーを中心に観ていて、その他の気になっていた作品を合間に観る。
映画を観終えて、しばらく経った後に感想を書くので、熱量のある感想ではないが。
自分がこの時期に何を観て、どう感じて、どう思ったかを記しておきたいので感想をつらつらと。
『風立ちぬ』 映画の雰囲気はイイ。 盛り上がりはない。 監督:宮崎駿 出演:庵野秀明,瀧本美織,西島秀俊,西村雅彦 |
映画の雰囲気はイイが、映画としての盛り上がりがない。
宮崎駿の描きたいものと、ジブリ作品を期待している人の間に大きなギャップが生じている気がするが、宮崎駿自身も世間に媚びるつもりはないのだろう。
「ラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」の時のような大衆に受ける作品をわざわざ作ることは、宮崎駿にとってもう必要はない。
ジブリ作品を期待してる人たちにとっては、盛り上がりが物足りない作品であった。
『ハイランダー/悪魔の戦士』 バカバカしくも面白い展開! 時代を超えた対決!! 監督:ラッセル・マルケイ 出演:クリストファー・ランバート, ロクサーヌ・ハート,クランシー・ブラウン, ショーン・コネリー |
この世界観はたまらない。
CGも技術が上がり過ぎると現代では作品の味が喪失された感があるが、1980年代に作られた、この時代のこの感じの世界観がたまらなくイイ。
「首を撥ね飛ばさなければ死なない」という設定はバカバカしいが、観ている人にとってはわかりやすく面白い。
半永久的に死ねないことは、死ぬという宿命よりもキツイ。
『キングコング:髑髏島の巨神』 CGがスゴイ! ストーリーは大したことない。 監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ 出演:トム・ヒドルストン, サミュエル・L・ジャクソン,ジョン・グッドマン, ブリー・ラーソン |
CGがスゴくダイナミック。
ストーリーは想像の範囲内。髑髏島に行って、キングコングや猛獣が大暴れするという。大したことはない。
一見の価値はある作品だが。
『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』 ハリウッドの北村龍平作品。 前作に続いて本作も好き。 監督:北村龍平 出演:ルーク・エヴァンス, アデレイド・クレメンス,リー・ターゲセン |
北村龍平監督のハリウッド作品は前作の『ミッドナイト・ミート・トレイン』も、本作も好きだ。
主演男優がめちゃくちゃカッコ良かった。
何故か日本映画になると、北村龍平監督の作品はイマイチ。
日本で映画も撮って欲しいが、「ルパン」のようなアニメの実写化を撮るのであれば、このままハリウッドで撮り続けて欲しい。
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