最近は新作とアニメを少しばかり観ている。
アニメはキャラクターや設定など自由度が広がって面白い。
『ワンダーウーマン』 戦争反対と言いながら殺す危ない女! しかしガル・ガドットは美しかった! 監督:パティ・ジェンキンス 出演:ガル・ガドット, クリス・パイン |
「戦争はやめて!」と叫びながら一番先陣を切って、建物を破壊し人をぶっ殺す危ない女の物語。
正義感というものは結局、争いを生むものだ。
互いが自分を正しいと思い込んでいるので、友達、恋人、夫婦であってもケンカする。
暴走するワンダーウーマンは、もう止められない。
腕で弾丸をはじき返しながら走る。その姿は「キーン」と言いながら、あらゆるものを破壊して走るアラレちゃんのようだった。
敵も大したことなく、バトルは盛り上がりに欠けていた。
ガル・ガドットがカッコ良くて、めちゃくちゃ美しい。
それだけで映画を観ていられる。
『シン・シティ 復讐の女神』 前作と変わらない。 単純な男が女に翻弄されて滅ぶ。 監督:ロバート・ロドリゲス, フランク・ミラー 出演:ミッキー・ローク, ジェシカ・アルバ,ジョシュ・ブローリン, ジョセフ・ゴードン=レヴィット |
昨年末か今年頭かに観たのだが、すっかり感想を書くのを忘れてた映画。
記憶で残っているのは前作とあんまり変わらないこと。
単純な男たちが女に翻弄されてドンパチする。
マンガチックな演出は相変わらず面白い。
『サマーウォーズ』 親戚多過ぎてキャラが希薄になる。 詰め込み過ぎているのに足りない。 監督:細田守 出演:神木隆之介, 桜庭 ななみ,富司純子, 谷村美月, 斎藤歩 |
細田守監督作品を最近はよく観ていて『サマーウォーズ』も良かったが、僕個人の順位は、
『おおかみこどもの雨と雪』、
『時をかける少女』、
『バケモノの子』、
『サマーウォーズ』という位置。
バーチャルの世界とすごく多い親戚の人たちの物語が交錯しながら、映画は盛り上がっていくが、だいぶ詰め込み過ぎたせいで実は何か物足りない感がある。
親戚の数の多さが本作の魅力ではあるが、キャラクターが多ければ多いほど一人ひとりの描写は大雑把になってしまう。
そこを考慮したとしても、主人公の男や女までもが感情移入できないほど味気ない。
この作品の後に作った『おおかみこどもの雨と雪』は、すごくシンプルではあったが、ひとつひとつの描写を丁寧に描いていた。
『サマーウォーズ』には、それがなかった。
『アナと雪の女王』 物語のテンポも良く、 素晴らしい作品! 監督:クリス・バック, ジェニファー・リー 出演:クリステン・ベル, イディナ・メンゼル,ジョシュ・ギャッド, ジョナサン・グロフ |
『アナと雪の女王』は歌の素晴らしさばかりが評価され、物語を評価する人は皆無に等しいが、物語が非常に良かった。
確かに歌を排除したとしたら作品としてはかなり弱くなる。歌がなければ大ヒットすることもなかった。
だけども物語も非常にテンポが良くて面白かった。
伊集院光のラジオ番組でアナ雪に対する酷評を聞いたが、「全然わかってねぇなぁ、こいつ」と怒りを覚えた。
映画は個人の好みなので誰がどんな感想を持とうが個人の自由だし、自分が絶賛したものを誰かが酷評しても全然構わないが、伊集院だけは許せねぇ。
「王道のディズニー映画」
は?
王道から色々とハズしてるんだけど、気づかなかったのか?
王子様のキスで助かるという王道を、ハズしてきたのわからなかったか?
雪の女王をいわゆる定番の魔女にしなかったの気づかなかったか?
「肌のソバカスは必要?いらねーだろ」
は?
別にソバカスがあってもいいだろが。
「洋ピンのAVみたいでソバカスが萎える」
は?
テメーのAVの趣味をディズニー映画に持ち込むんじゃねーよ!
アナと雪の女王を性的な視線で見てんじゃねーよ!
気持ち悪いんだよ!
AVはAVで鑑賞しろよ!
まぁ、伊集院のヤローの評価は置いといて、僕はすんげー良かった。
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