新年明けて早くも10日が過ぎたが、新年を迎える区切りというのは、なかなかイイものだ。
気持の切り替えや今年の抱負等、心機一転、新年を迎えたというだけで何故かやる気を起こさせてくれる。毎日フル稼働、余力なんて残してらんねぇ。
先ずは積ん読状態だった本を三冊読んだ。
SHOWROOMの社長、前田裕二さんのビジネス書『人生の勝算』。
『人生の勝算』 前田 裕二 (著) |
映画監督、松江哲明さんの『映像作家サバイバル入門 自分で作る/広める/回収するために』。
『映像作家サバイバル入門 自分で作る/広める/回収するために』 松江哲明(著) |
尊敬する映画監督、塚本晋也さんの『冒険監督』。
『冒険監督』 塚本晋也(著) |
前田裕二さんはもちろんだが、これらの本は共通してビジネス書である。
松江さんの本はクリエイターが自身で自分の作品をDVD製作したりして、売上や利益等を理解していく術が記されている。
塚本晋也さんの本は自主映画での宣伝や配給を担っていることが記されており、これもまたビジネス書だと思った。
アーティストやクリエイターは、ビジネスも勉強する必要がある。
宮崎駿監督のように鈴木敏夫さんという優秀なプロデューサーがいれば問題ないが、そうでない場合はやはり勉強するべきだ。
秋元康さんは、そのプロデュース能力で幾つもの大ヒットを生んでいる。
それでは映画のレビューを。
『麗しのサブリナ』 オッサンが兄弟揃って、 サブリナに恋する世界に興味がわかず。 監督:ビリー・ワイルダー 出演:ウォルター・ハンプデン,マルセル・ヒライヤー, オードリー・ヘプバーン |
過去に観たような気もするが、あまり記憶にない。
ワイルダーの『アパートの鍵貸します』が好きになったのをキッカケに、ワイルダー作品を色々と見た気がするが、あまり内容は覚えていない。
サブリナはお転婆な娘で無邪気でカワイイが、頭が悪そうであまり感情移入が出来ない。
イイ歳こいたオッサンが兄弟揃って若いサブリナに恋する感じが、どうも気持ち悪い。
エレガントな雰囲気のあるイイ映画でオードリー・ヘプバーンも美しいが、興味のない世界。
『シックス・センス』 意外な結末という 宣伝文句はダメ、絶対。 監督:M.ナイト・シャマラン 出演:ブルース・ウィリス,ハーレイ・ジョエル・オスメント, トニ・コレット |
公開当時に凄く話題になっていたが、やっと今回が初視聴。
衝撃のラストだとか何とか話題になっていた。
しかしそれは逆効果で、もう勝手に結末を予測してしまう。
宣伝文句がなければ衝撃を受けていたかもしれないが、映画を観ながら予測を立てていたら案の定予測通りで意外な結末どころか予想通りの結末で逆に衝撃を受けた。
「意外な結末」や「ラストの大どんでん返し」とかいう宣伝文句、ダメ!絶対。
『透明人間』 ごっつ面白かった。 透明人間の表現素晴らしい。 監督:ジョン・カーペンター 出演:チェヴィー・チェイス,ダリル・ハンナ, サム・ニール |
『ゼイリブ』『遊星からの物体X』を観て、ジョン・カーペンター作品は記憶に残る映画で観た時よりも観た後の方が自分の中でじわじわと評価が高くなっていく。それで本作を観たら、ごっつ面白かった。
透明人間の表現が凄く上手い。透明人間であることの苦悩も上手く描写している。
透明人間になれるなんて羨ましいところもあるが、自分の存在が消えてしまうというのは非常に恐怖である。
『ゴースト・ハンターズ』 世界観がたまらない。 これぞエンターテイメント。 監督:ジョン・カーペンター 出演:カート・ラッセル, キム・キャトラル,デニス・ダン, ジェームズ・ホン |
またもジョン・カーペンター作品を。近所の本屋で本作のDVDが売っていたので購入。
カート・ラッセルが中国の幽霊?とアクションをしたりカンフーをしたり、これぞエンターテイメント!な作品。
劇中に出てくる怪物たちがコメディータッチで愉快だ。
どんどん建物を破壊していって、最高。
大暴れっぷりが清々しいぜ!
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