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最近観た映画4本。『空飛ぶタイヤ』『ザ・プレデター』他

年の冬は家にいる間はコタツに潜り込んで一日三本の映画を観ながら、暖房にあたり過ぎたり冬の乾燥に伴い肌トラブルに悩まされた。

肌は乾燥で荒れて見た目年齢プラス30歳。

今年の冬は肌のスキンケアを怠らず、保湿、保湿、保湿である。

何故か映画を観る時間も満足に作れずにネットフリックスとdTVを解約してアマゾンプライムとTSUTAYA宅配レンタルの二つに絞ったが、それでもなかなか観る時間がない。

そんな冬を過ごしながら、最近観た映画をレビューしていく。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
いつも大体いっしょ。
慣れちゃってハラハラ感もない。

監督:J・A・バヨナ
出演:クリス・プラット,ブライス・ダラス・ハワード, レイフ・スポール

 

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恐竜が大暴れするという本来ならば想像しただけでドキドキワクワクハラハラする映画の筈だったが、観る方も慣れちゃったっていう。もう大体いっしょ。

公開当時観た1作目の『ジュラシックパーク』は、そりゃドキドキな感情がいっぱいだった。

恐竜が暴れ回わりホラー映画な感じも存分に味わえた。息を潜めて隠れたり、恐竜の影が不気味に見えたり、ジェイソンから逃げ惑うような恐怖の対象であった。

恐竜が建物の屋根に飛び乗ったり何でもアリ。

悪いヤツらは決まって恐竜に食べられちゃうから「ざまぁみろ」とスッキリ気分も。

 

『遊星からの物体X ファーストコンタクト』
何故撮ろうと思ったのか?
ジョン・カーペンター版に及ばず。

監督:マティス・ヴァン・ヘイニンゲン
出演: メアリー・エリザベス・ウィンステッド,ジョエル・エドガートン

 

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ジョン・カーペンターの『遊星からの物体X』以前である物語設定の「ファースト・コンタクト」。悲しきかな、やっていることはほぼ同じ。技術的な進歩で現代のCGを駆使して『遊星からの物体X』の世界観を作り上げてみたが、何故だかジョン・カーペンター版には敵わない。

例えばモノクロ映画の名作を現代の技術を駆使してリメイクしても、名作を超えるのはやはり難しい。技術や科学では超えられない壁がある。

とはいえ「ファーストコンタクト」もなかなか面白く有難く視聴。

ジョン・カーペンター版とほとんど一緒で、集団の中で「誰がエイリアンなのか?」疑心暗鬼になりながらエイリアンを退治していくという設定。

全然違う物語なら作る気持ちも分かるが、「何故この物語を撮ろうと思ったのか?」それが疑問。

 

空飛ぶタイヤ
池井戸潤原作映画なので、
ハズレはないと思うが・・。

監督:本木克英
出演:長瀬智也, ディーン・フジオカ,高橋一生, 深田恭子, 寺脇康文

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池井戸潤原作のドラマは面白い作品がいっぱいある。

全てを観ているわけではないが僕もファンの一人だ。

しっかりとした原作なので面白い作品であることは保証されているが、別に映画でなくてもドラマで良くない?と思ってしまう本作。

長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、現実味のないイケメン揃いの配役も少々引っ掛かる。一番違和感があったのが長瀬智也の奥さん役の深田恭子。深キョンが長瀬智也を励ます時に「社長さん」と声を掛けるが、凄く馬鹿にしているように聞こえる。台詞も全然似合わなくて違和感ありまくりであった。

「空飛ぶタイヤ」はトラックのタイヤが脱輪してタイヤが宙を飛んで女性に直撃して死なせてしまう、かなり悲惨な事故。こんなことをツッコむのはナンセンスだが、人混みの多い街の中であれば脱輪したタイヤが人に直撃することは考えられる。しかし全然人が歩いてない田舎道で、たまたま歩いていた親子の母親に直撃するのは信じ難い程の凄い確率の不運な事故である。幸せそうな親子を演出して、より一層、事故の悲惨性を出すところなんて、なかなか下品であざとい。

事故現場に手を合わせに来ていた長瀬智也の前にディーン・フジオカが鉢合わせをするという偶然が二度も起きるという奇跡、これまた凄い偶然である。

終始暗い顔をしていた長瀬智也と、終始ダークで重厚感のある物語のエンディング曲に何故かサザン。映画の雰囲気と全然合ってなくて違和感ありまくり。連ドラならばサザンの曲とともに毎週盛り上がる展開になっていたと思うが。

 

『ザ・プレデター
ギャグもありつつカッコイイ!
エキサイティングで面白い!!

監督:シェーン・ブラック
出演: ボイド・ホルブルック, オリヴィア・マン,ジェイコブ・トレンブレイ

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プレデターを研究している施設内でプレデターが寝そべっているが、「めっちゃ簡易的やなぁ」「もっと厳重に管理しないと危険だぜ!」と思っていたら、案の定プレデターが大暴れして、あっさりと皆殺し。

プレデターと対決する、ならず者たちは最高に素敵!

カッコイイ兵士たちが戦うのではなく、ならず者たちが戦いを通して、どんどんカッコ良く愛らしい存在になっていく。

観ている人を楽しませようとすることに徹するスタッフ・キャスト陣には敬意を表する。

レビューを見ていると酷評してる人も沢山いるが、エキサイティングで面白かった。

 

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