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『のみとり侍』『ノック・ノック』を観たのだ。

晦日の日に胸クソ映画を観るとは、「なんて日だ!!」

テレビは年に三回ぐらいしか付けないが、今日は酒を飲みながら『ガキ使』でも観よう。

それでは映画のレビューを。

『のみとり侍
役者陣の演技は面白いが、
その他は何が面白いのかわからない。
監督: 鶴橋康夫
出演:阿部寛豊川悦司寺島しのぶ

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猫ののみとりという仕事に左遷させられた阿部寛演じる武士だが、その仕事の実態は女性と寝るという仕事だったということで物語は繰り広げられる。

阿部寛のおとぼけた感じの演技は面白いし、豊川悦司の伊達男ぶりも面白い。

二人のやりとりはなかなか魅力的で良いコンビであった。

キャスティングと役者陣の演技は面白いものの、だからと言って何が面白いのかわからない。

声を出して笑う程のコメディーでもないし、体を張ったエロティシズムでもないし、江戸の痛快なドラマでもない。

『ノック・ノック
超絶胸クソ映画。
終始イライラされっぱなし。
監督: イーライ・ロス
出演:キアヌ・リーブスロレンツァ・イッツォアナ・デ・アルマス

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家族を何よりも大事にしているキアヌの家に、若い女性二人が家族の留守中に訪れる。そこから大いなる悲劇が始まるのだが・・・。

物語の設定としては面白そうなので観続けて行くが、精神衛生上良くないほどに終始イライラが止まらない。

キアヌが若い女性二人にもて遊ばれて、とことんヤラれっぱなし。たった二人の小娘にだ!

おいおい、『ジョン・ウィック』をナメるなよ!

お前たち、ぶっ殺されちゃうぜ!!と思いながら、そして早く抹殺してくれ!と願いながら観続けるが、キアヌが超どん臭くて更にイライラが加速するのだ。

超絶どん臭い男キアヌが「君たちなら戦っても勝てそうだし」なんて冒頭にセリフを吐くが、延々と負けっぱなし

早く復讐してこの小娘たちを後悔させて欲しいのだが、全然そうはならない。どんどん酷い状況になっていくのだ。

『ホーム・アローン』でのマコーレー・カルキン君を見習って欲しいぜ!

さぁ、もしも自分ならば、この小娘二人をどう始末するだろうか。

家の中は既にメチャクチャにされている。もうどうしようもない。妻にも言い訳出来ない。小娘二人とヤッっちゃった負い目もある。このままでは、自分も殺されてしまうかもしれないし、どちらにしろ家庭崩壊だろう。

僕ならば迷うことなく家に火を放つだろう。全焼すれば家での大惨事は隠滅出来るかもしれない。しかし小娘二人は始末出来ない。それはやむを得ないが小娘二人は逃げるだろう。それから警察や消防署が来る。

全焼した我が家は火の不始末であったと言うしかない。妻の大事な芸術作品も炎上したので、家庭崩壊は間逃れないかもしれない。

でも小娘たちとヤッっちゃった事実と、どうせメチャクチャにされた家の中を知られるよりはマシだ。

くぅ~、いずれにしても名案が浮かばないぜ!チクショウ!!

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