楽しみにしていた『 ジョン・ウィック:パラベラム』。
やっと観れた。
ジョン・ウィック:パラベラムボロボロのキアヌが美しく戦い続ける。 |
キアヌ・リーヴスが演じる伝説の殺し屋ジョン・ウィックのアクションシリーズの第3弾。
追われる身となったジョンが、自分の命を狙いに来る暗殺集団との戦いに挑む。
監督は前2作から続投のチャド・スタエルスキ。
イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンら前作からのキャストに加えて、オスカー女優『チョコレート』などのハル・ベリーが謎の女ソフィア役で出演。
なんとそのハル・ベリーは米Extra TVに出演した際に、『ジョン・ウィック:パラベラム』のリハーサル中に肋骨を3本骨折したことを告白して、「勲章のようなもの」だと言ってのけるのだから頼もしい。
2019年製作/130分/R15+/アメリカ
原題:John Wick: Chapter 3 – Parabellum
配給:ポニーキャニオン
裏社会の聖域コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破ってしまった殺し屋のジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。
裏社会を束ねる組織の粛清の対象になってしまい1400万ドルの賞金を懸けられる。
刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のジョンは、かつて“血の誓印”を交わしたソフィア(ハル・ベリー)の協力を得ようとモロッコへ向かう。
やっと観れたぜ。遅れて『ジョン・ウィック』シリーズの1と2を観た後に3の情報を調べたら既に劇場上映が数ヶ月前に終わっており、DVDレンタルの開始を待っていたのだ。宅配レンタルでのDVDを受け取った当日、早速『ジョン・ウィック:パラベラム』を観た。
冒頭から激しくアクションシーンが展開されるが、もうキアヌ・リーヴスもボロボロ。死闘を繰り広げては、雨降る中をさまよう。
早く家に帰ってあたたかい風呂に浸かって、ふっかふかのベッドでゆっくり眠りたいだろうに。
本作での殺害シーンの描写がリアルだったので、撮影方法やCGの技術などのメイキングを観たくなる。至近距離でナイフを目玉に刺してみたり、遠くから投げた斧が頭に刺さったり、「誤魔化さない」で「わざわざ見せる」表現に感服する。
そして今回はついに馬に乗ってバイク集団と戦う。
彼らの戦いは一般人を巻き込まないが、彼らは「馬も撃たない」。そんなルールがあるのかは不明だが、先ず馬を撃っちゃった方が早くね?と思うのだが馬が撃たれることはない。
キアヌが頼ったソフィアという女性の殺し屋は犬を従えて戦う。
この犬もよく訓練されていて、全部リアルで動いているのか、ところどころはCGで加工しているのか不明。
とにかく股間を噛むのが得意な犬でメチャクチャ強いのである。
寿司職人のニンジャ集団がキアヌの強大な敵となるのだが、違和感たっぷりの日本表現が意味不明である。しかも劇中では、きゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」が使用されていて違和感だらけで恥ずかしくなっちゃう。
『ジョン・ウィック』シリーズではシリーズものもの宿命として、どんどん派手になっていくのだ。
監督はインタビューで続編の「4」について質問されると、冗談ではあるが「今度は宇宙かな」なんて言っている。さすがに宇宙はないにしても戦い方やシチュエーションが派手になってエスカレートしていくのは、もはや宿命なのだ。
さて「4」が公開される時は映画館に観に行くとして、次はどんなアクションやシチュエーションを見せてくれるのか楽しみである、ってことで「カット、カット」。
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