先日、『アンダーワールド』一作目を観たが、早くも続編を観る。
『アンダーワールド エボリューション』 狼男は化け物。 物語は相変わらず可もなく不可もなく。 監督: レン・ワイズマン 出演:ケイト・ベッキンセール スコット・スピードマン トニー・カラン |
ケイト・ベッキンセール主演で、ヴァンパイア(吸血鬼)族とライカン(狼男)族の数世紀に及ぶ闘争を描いた、ゴシック・サイバー・アクション『アンダーワールド』の続編。
2006年製作/106分/R15+/アメリカ
原題:Underworld: Evolution
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ヴァンパイアとライカン(狼男族)の種族の存亡を賭けた死闘が繰り広げられてきた。
闇の世界の女戦士セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、両種族の創世にまつわる自らに秘められた過酷な運命を知り、己の血族であるヴァンパイアに裏切られた複雑な想いの中、闇の世界“アンダーワールド”への復讐を誓うが・・・。
ま、ま、ま、物語は相変わらずというところで可もなく不可もなくを続けている感じだが、やはりヴァンパイアと狼男との対比が酷いと思う。
狼男はもう化け物でしかない。人間の姿の時も悪そうな顔をしているんだけど、狼男に変身した時はなおのこと酷い化け物である。
これが人間VS狼男の物語ならば全然構わない。人間が化け物を退治する話なら。
でもヴァンパイアと狼男の対決の話で、狼男側が明らかに不利なのは酷い。悪役にも華を持たせてあげる気がさらさらない。
また戦闘シーンが銃撃戦というのも気になる。そんなに銃を乱射しますかね?ヴァンパイア側は銃をカッコ良く構えて、化け物である狼男に銃を乱射する。まー、そういう映画だからイイんだけど、僕個人としては「ヴァンパイア」であることと「狼男」であることの設定は大事にして欲しい。そうすると銃撃戦ばかりというのは不自然である。
そしてこの登場人物たちが、どうすれば死んで、どうすれば死なないのか?そのルールもイマイチ不明なのである。銃弾を受けても死なないと思いきや、刃物で死んでみたり、ヴァンパイアと狼男の混血であるマイケルが死んだと思ったら、セリーンがピンチの窮地に立たされた時のグッドタイミングで生き返ったり、都合良く死んだり、死ななかったりしているように思えるのだが・・・。
しかしながら前述したように可もなく不可もなくの物語でツマラナイわけではない。アクションシーンでの見どころもある。
そしてさらにシリーズを追いかけて観て行こうと思っているってなところで、「カット、カット」。
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