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映画『モスラ対ゴジラ』ネタバレ・あらすじ・感想。

続的に『ゴジラ』シリーズを最初から観ている。そして遂にモスラが登場。

『モスラ対ゴジラ』
「蛾」は怖い。
名古屋城を転んで破壊するゴジラ。

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予告編

 

 

解説

 
東宝が生んだ2大怪獣スター、ゴジラとモスラの対決を描き、怪獣映画の新境地を切り開いたゴジラシリーズ第4作。

『海底軍艦』の関沢新一のオリジナル・シナリオを本多猪四郎が監督した空想怪奇映画であり、撮影もコンビの小泉一。

大胆な合成技術や密度を増したミニチュア・ワーク等、一段と向上した特撮シーンは必見。 

1964年製作/89分/日本
原題:Godzilla against Mothra
配給:東宝

 

あらすじ

 

南海の孤島インファント島沖に台風X号が発生して大暴風雨となり、新産業計画として発足した倉田浜干拓工事現場も壊滅した。

新聞記者酒井と中西純子は、流木の中から放射能を含んだ異様な牙を発見。

その頃、静の浦の海上に、三〇メートルもある巨大な卵が漂着して、巨大な卵を囲んで三浦博士以下学界の面々が調査したが正体が掴めず。

巨大な卵は興行師熊山と政界ボス虎畑が買い取り、商売に利用しようと企んでいたが、三浦博士、酒井、純子らと対策を練っていたが、妙なメロディと共に小美人がインファント島からモスラの卵を返して欲しいとやって来た。

 

感想

モスラはビジュアル面が「怖い」というよりも「気持ち悪くて」。ゴジラはいかにも「怪獣」であるのに対して、モスラは「虫」だからな・・・。

怪獣をティラノザウルスのような「恐竜」という流れから考えると、ゴジラに対抗するのは「鳥類」の恐竜だと思うのだが、そんなルールがあるわけでもないので、「虫」、しかも「蝶」ではなくて「蛾」・・・、ひえ~。

巨大な蛾が飛んでいると思うと、ゾッとする。

ノロノロと歩くゴジラに対して「虫」の持つポテンシャルは凄いから、そのスピードにゴジラは対応出来るのか?

『キングコング対ゴジラ』の時と同様に、日本人がメイクしただけの変な部族が現れる。

それにしてもゴジラが出現すると、ゴジラを退治するために対決させる新たな怪獣を呼び寄せるが、怪獣同士が対決せずにダブルで襲ってくるという危険性は考えないのだろうか??

「怪獣同士というのはねぇ、対決するものなんだよ」と、偉い学者さんが答えるかもしれない。しかし、そんな保障はない。怪獣を信用し過ぎではないか。

モスラだって裏切って、人間の住む街を破壊しまくるかもしれない。

今回の『モスラ対ゴジラ』の見どころはやっぱり、歩いていたゴジラが足を滑らせて転びそうになって、名古屋城に激突して破壊するところだろう。

毎回毎回、お城の近くに現れて城を破壊するゴジラ。今回は転んだ拍子に名古屋城を破壊するなんて。

モスラは結構強くて、羽でバッサバサと強風を吹かせて気色悪い粉をぶっかけたりして、ゴジラを追い詰めていく。しかし老いぼれていることもあって、ゴジラの放射能で命尽きる。モスラのタマゴから双子の幼虫が出てきてゴジラと対決する。

生まれたばかりで「ゴジラをやっつける!」という本能なのか、生まれ持った習性なのか、ゴジラに攻撃を始めるが、双子の幼虫がなかなか強い。口から糸のようなものを噴射してゴジラをぐるぐる巻きにする。

ゴジラは倒れ込んで、何故か海に転げ落ちる。

モスラ陣営の勝利である。

この映画を観て、ますます蛾が怖くなったというところで、「カット、カット」。

 

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