ニコラス・ケイジの顔は飽きない。作品の魅力をより際立たせてくれる。
『コン・エアー』は、ロン毛のニコラス・ケイジを存分に楽しませてくれるのだ。
『コン・エアー』 ロン毛のニコラス・ケイジが最高。 家族を想うヒーローが活躍する単純明快な物語。 監督:サイモン・ウエスト 出演:ニコラス・ケイジ, ジョン・キューザック, ジョン・マルコビッチ, スティーブ・ブシェーミ, ビング・ライムズ |
『ザ・ロック』のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが、再びニコラス・ケイジを主演に迎えて、凶悪犯たちにハイジャックされた囚人犯専用の護送機で繰り広げられる航空パニック・アクション。
音楽ビデオやCMの演出家として活躍して、本作が初の劇場用長編となるサイモン・ウェストが監督。
『デンバーに死す時』『ビューティフル・ガールズ』のスコット・ローゼンバーグのオリジナル脚本。
『訣別の街』のジョン・キューザック、『狼たちの街』のジョン・マルコヴィッチ、新星モニカ・ポッター、『トゥリーズ・ラウンジ』のスティーヴ・ブシェミ、『素顔のままで』のヴィング・レイムズ、『キルトに綴る愛』のミケルティ・ウィリアムソン、『悪魔たち、天使たち』のレイチェル・ティコティン、『ウェールズの山』のコーム・ミーニーらが出演。
1997年製作/114分/アメリカ
原題:Con Air
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
不運な事件に巻き込まれて、8年の刑期を終えて出所した元軍人のキャメロン。
彼は一刻も早く愛する妻子の顔が見たいと連邦保安局の空輸機に乗り込んだのだが、その空輸機は凶悪犯サイラスが率いる囚人グループにハイジャックされてしまった。
約二十年ぶりに観た『コン・エアー』。
その当時ニコラス・ケイジが好きで、出演作品を色々と観ていた。
『コン・エアー』は、多分ビデオも持っていたと思う。
とにかくロン毛のニコラス・ケイジというビジュアルだけで最高ではないか。
面白いに決まっている。
今、観てみると、かなり大味な映画であった。
単純明快なストーリーで面白いのは確かだが、いかにもハリウッド映画といった感じである。
囚人を輸送する飛行機が囚人たちによってハイジャックされて、そこに立ち向かうのがロン毛のニコラス・ケイジ。
愛する妻と服役中に生まれた娘、全ての事件が解決して繋がる家族。
ハイジャック事件を解決するヒーローと、家族の絆の物語、何とわかりやすい大味な映画なんだ。
お酒でも飲みながら何も考えずに観るには最高の作品である、といったところで「カット、カット」。
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