『スカイライン 奪還』という、何とも変な映画を観たのだ。
『スカイライン 奪還』 エイリアンとの格闘アクション。 変な映画であった。 監督:リアム・オドネル 出演:フランク・グリロ ボヤナ・ノヴァコヴィッチ ジョニー・ウエストン |
謎の生命体によって地球が侵略される3日間を描いた『スカイライン 征服』の続編。
『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』のフランク・グリロ、『ザ・レイド』シリーズのイコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン、肉体派キャストが顔を揃えた格闘SFアクション。
2017年製作/106分/R15+/イギリス・中国・カナダ・インドネシア・シンガポール・アメリカ合作
原題:Beyond Skyline
配給:REGENTS、ハピネット
地球に突如として出現した謎の未確認飛行物体が世界各地に現れて、地上から人々を吸い上げていった。
その結果、軍隊の攻撃も空しく、地球はわずか3日間で謎の生命体に征服されてしまった。
しかし息子のトレント(ジョニー・ウエストン)とともに宇宙船に吸い込まれたロサンゼルス市警の刑事マーク(フランク・グリロ)は、エイリアンへ変貌を遂げながらも人間の心を残していたジャロッドとの共闘により、宇宙船の破壊に成功した。
内戦が続くラオスに墜落した宇宙船から、生まれたばかりのジャロッドの娘ローズとともに脱出したマークは反政府組織のボス・スア(イコ・ウワイス)ののアジトに身を潜めて、エイリアンに対抗する手がかりを見つけ出す。
しかし、アジトの周辺は既に大量のエイリアンたちに取り囲まれていた。
いま、地球の支配者の座を賭けて、残されたわずかな武器と肉体を駆使した最終決戦が始まろうとしていたのだった。
何なんだ?知らなかった。この映画ってシリーズものだったのか。
『スカイライン 征服』の続編だという。そんなことを知らずに観て、映画を観終わった後も、シリーズものだと気づかなかった。ラストは、更なる続編があるみたいな終わり方だったけど。
それにしても、かなり変な映画だった。
初めはエイリアンが侵略してきて地上にいる人間を宇宙船に吸い上げていく展開だったので、それから身を守りながら主人公が立ち向かう感じの映画だと思っていた。
そしたら、おっとどっこい、エイリアン相手に格闘アクションを始めちゃったぜ。
こんな映画だとは思ってもみなかった。
「カッコイイなぁ~」なんてことは思わず、「何だ、この変な映画は?」と思いながら観続ける。
あんた達、楽しそうだね。
インドネシア映画『ザ・レイド』がハリウッドで絶賛されて、遂にはエイリアンとバトルを繰り広げるようになるのだから、映画よりも彼らのサクセスストーリーに惹かれる。
とにかく、あまりにも変な映画だったというのが感想。
また機会があれば、前作の『スカイライン 征服』、そして本作の続編『スカイライン 逆襲』を観てみよう、ってなところで「カット、カット」。
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