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短編ホラー『呪い顔』一人で撮影した自主映画

前、制作した『呪い傘』という短編ホラーが、自分のYouTubeチャンネル的には再生回数が良かったので、また短編ホラーに手を出してみた。

呪い顔

 
色々とホラーものはあれど、やはりビジュアル的に「貞子」のようなものが、海外の方にはわかりやすく受け入れやすい。

邦画が海外でヒットするものといえばJホラーである。

日本人がハリウッド作品に憧れてダイナミックなアクション映画を撮ってみても、悲しいかなスケールダウンした邦画のアクション映画が海外で受けるわけもない。

それに比べて韓国映画はスケールを大きくするわけではなく、クオリティーの高さと優れた脚本で、世界マーケットを視野に入れた作品作りをして海外で受ているのは見習わなければならない。

それでは、Jホラーが海外で受けるのは何故だろうか。

海外で作られるホラーと日本のホラーには違いがあるが、宗教観の違いも関係あるのではないか。

海外のホラーでは『エクソシスト』や『ポルターガイスト』『オーメン』などのように「悪魔」と捉えて描かれることが多い。悪魔に憑かれた者を教会の神父さんが十字架を持って退治するようなイメージがある。

Jホラーでは幽霊は幽霊として表現されていて、怪しい霊媒師が除霊しようとしているイメージだ。

海外ホラーは派手に襲いかかる場合も多く、悪霊が暴れ出して叫び散らしたり、扉が強烈な勢いとスピードで開いたり閉じたり、窓が勢いよく開いてカーテンが引きちぎれんばかりに揺れ騒ぐ。

Jホラーは静かに背後に忍び寄るような場合が多く、おとなしく近づいて、扉が「ギィィィィィ」とゆっくりと開いたり「パタンッ」気のせいかな?と思えるぐらい上品な音を立てて閉まる。少し開いた窓にゆらゆらとカーテンが不気味に揺らめく。

Jホラー特有の演出が海外の人たちには珍しいのかもしれない。

土葬と火葬の違いもあるのかもしれない。

海外では墓から蘇えった表現があるが、日本は火葬なので墓から蘇えることはない。

火葬場から「あぢ~っ!!」と言って現れることはないのだ。

棺桶の中に入れられた際での白装束姿で現れる場合が多く、ひと昔前は頭に三角巾を付けて現れるのが漫画やコントなどで表現される幽霊のカタチであった。

ということで冬の寒さから解放され、しばらく続いたアニメ作品を作ることをストップして、今後は実写作品を作っていく。

先ずは部屋の中で、短編ホラーを作ってみた。

それではご覧下さい。キャオッ!!

 

 

『呪い顔』

上映時間4分12秒

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