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映画『デスペラード』ネタバレ・あらすじ・感想。

ドリゲス監督の『デスペラード』を観たのだ。

『デスペラード』
バカバカしさが盛りだくさん。
愉快痛快アクション。
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラスホアキン・デ・アルメイダサルマ・ハエック

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あらすじ

 
麻薬組織のボスに復讐をするマリアッチの戦いを描いたバイオレンス・アクション。

監督・脚本・編集は、93年に発表した弱冠24歳のデビュー作『エル・マリアッチ』が絶賛されたロバート・ロドリゲス。

ハリウッド初進出である劇場用長編第2作。

製作費は前作のわ補ずか7千ドルから実に千倍の700 万ドル。

ビル・ボーデンとロドリゲスが製作、エリザベス・アベランと前作で主演したカルロス・ガラルドが製作補。

ギレルモ・ナバロが撮影、ロス・ロボスが音楽、セシリア・モンティエルが美術を担当。

本格的アクションに初挑戦となる『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のアントニオ・バンデラスが主演を務める。

共演にロドリゲス演出のテレビ映画『ロードレーサー』(V)のメキシコ出身の新進女優サルマ・ハエック、『今そこにある危機』のジョアキム・デ・アルメイダ、『パルプ・フィクション』のスティーヴ・ブシェーミ。

クエンティン・タランティーノが友情出演。

1995年製作/104分/アメリカ
原題:Desperado
配給:コロンビア トライスター映画

 

あらすじ

 
かつて恋人を殺されて自らも掌を撃たれギター弾きとしての道を閉ざされたマリアッチは、ギターケースに武器を詰めて仇であるギャングのボスのブチョを捜し求める。

国境の町でブチョが経営する酒場にて壮絶な撃ち合いの末、生き残るマリアッチだが、通りすがりの女性を庇って追っ手に撃たれる。

その女性キャロリーナは怪我をしたマリアッチを自分の店に匿い、束の間に愛を交わすマリアッチとキャロリーナだったが、ブチョの手下がそこまで迫っていた。

 

感想

 
ロバート・ロドリゲスのデビュー作であり出世作であった『エル・マリアッチ』と同じ設定で、ギターケースの中に銃を仕込んだ男の話。

まぁ、とにかく人が死ぬ、死ぬ、死ぬ。こんな町で生活していたら命がいくらあっても足りやしない。

しかしギターを弾く彼の日常から復讐へと転じて銃をぶっ放すのは構わないが、「どこでそんなガンテクニックを覚えた?」という疑問が大きい。

上達し過ぎだろ?

背後で狙われていても気配を察知する能力もあるし、ギター弾きだった彼がそこまで優秀なガンテクニックを身につけられるとは思えない。

だが難しいことを考えずに観るには申し分なく面白いし、そもそも難しいことを考えずに観るバカげた内容が盛りだくさんの映画なのだ。

ナイフ使いの殺し屋は特に良かった。

恐ろしいほどに強敵で主人公のマリアッチが最大のピンチに追い込まれるが、殺し屋を雇った側が殺し屋の顔を把握していないから、殺し屋と雇った側で不毛な殺し合いをおっ始めてしまうバカバカしさが最高に面白い。

こいつら全員でマリアッチに襲いかかっていたらマリアッチも仕留められていただろうに。

何も考えずに愉快痛快アクションを楽しむのならば、非常にオススメの一本である。

ロドリゲス監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』は特に好きな映画だし、他の未視聴なロドリゲス作品も漁ってみようと思う、ってなところで「カット、カット」。

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