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映画『BOXER JOE』ネタバレ・あらすじ・感想。

だ未見であった辰吉丈一郎主演の『BOXER JOE』を観たのだ。

『BOXER JOE』
良かったのは辰吉に関するインタビューだけ。
何故、この映画を作ろうと思ったのか?
監督:阪本順治
出演:辰吉丈一郎

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解説

 
“浪速のジョー”ことボクサー・辰吉丈一郎のドキュメントと、辰吉ファンを綴った架空のドラマを融合させた映画。

 

ボクサーとして致命的な網膜剥離を克服して、現役復帰を果たしたボクサー辰吉丈一郎。

『どついたるねん』等を手掛けた阪本順治が監督。

阪本と『潤の街』の金秀吉が脚本。

ドラマ部分の主演は宇崎竜童が演じる。

ドキュメンタリー部分では辰吉のインタビューの他に父親や奥さんのインタビュー等、また日本中を興奮の渦に巻き込んだ薬師寺保栄との試合が収録されている。

ドラマ部分では辰吉の熱狂的ファンである、お好み焼屋の主人たちの人間模様をコメディ・タッチで描く。

1995年製作/118分/日本
配給:電通=シネセゾン

 

あらすじ

 
お好み焼屋を経営するガンさんは大の辰吉丈一郎ファンで、彼の夢はアメリカで辰吉の試合を見ることだが、そんな経済的余裕はない。

ガンさんの娘・ユウコは、その費用を作るよう父に仕事をさせようと、青年の清や役所の職員・喜一らも店に出入りしていた。

張り切るガンさんは、“辰吉焼き”というメニューを考案。

そんな時、名古屋で辰吉VS薬師寺の試合が開催されることを知る。

 

感想

 
阪本順治監督のデビュー作で赤井英和主演のボクシング映画『どついたるねん』は、大好きな映画のひとつである。

その阪本順治監督が2015年に作った辰吉丈一郎主演のボクシング映画『ジョーのあした』は既に観ていたが、1995年の同じく辰吉主演の『BOXER JOE』は未見のままだった。

辰吉丈一郎は昔から好きで著書や写真集、雑誌等も揃えていたが、DVD化されていない『BOXER JOE』は観ないままやり過ごしてしまっていたのだ。

今回辰吉のVHSを買い揃え『BOXER JOE』を観る前に、高校三年生の頃にテレビ中継で白熱した薬師寺戦を観た。

辰吉丈一郎の試合はエキサイティングで、ボクシングが好きというよりかは、辰吉が好きなんだと改めて気付かされる。

『BOXER JOE』を手に取り、期待してビデオデッキにテープを入れた。

『どついたるねん』のようなドラマ仕立てかと思っていたが、辰吉が出演しているシーンはドキュメンタリーである。辰吉のインタビュー等が映し出されていたが、途中から辰吉を除いた役者たちが繰り広げるドラマが始まる。

お好み焼き屋を営む宇崎竜童のキャベツを切る姿がどうも下手くそで、黒谷友香の煙草を吸っている姿も様にならず、激しく致命的だったのは、このドラマが非常につまらなかったことだ。

「一体、何のために作った?」と疑問が拭いきれない。辰吉丈一郎を観たいのに、どうでもいい猿芝居を見せられて意味がわからなかった。

辰吉が登場するシーンも、意味不明なスローモーションをよく使っていた。

最後は薬師寺戦が映し出されるのだが、何故か辰吉と薬師寺がずっとスローモーション。

メリハリを付けながら随所にスローモーションが散りばめられるのかと思っていたら、延々とスローモーションである。

30分位ずっと薬師寺戦をスローモーションで見せていたのではないか。

途中で「何の嫌がらせだ、これ」とストレスが猛烈に襲いかかり、発狂しそうになった。

阪本順治監督は一体、何がしたいの?

しかも試合の途中で「俺、何でジョーが好きかわかった!」「私も!」という宇崎竜童と黒谷友香のバカげた音声が入る始末。最悪だな。

辰吉丈一郎は好きだが、こんなにストレスの溜まる映画はない。

特にずっとスローモーションの試合を流していた制作陣の意図が理解出来ず、「どんなセンスをしているんだ?」と腹立たしいこと極まりない。

楽しみにして観た本作だったが内容は最悪レベルであった、といったところで「カット、カット」。

 

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