トム・クルーズ主演の『トップガン』を観たのだ。
『トップガン』 トム・クルーズがひたすらカッコイイ。 テーマ曲が流れ、気分は高揚。 監督:トニー・スコット 出演:トム・クルーズ ケリー・マクギリス ヴァル・キルマー |
トム・クルーズ主演の世界的大ヒットスカイアクション。
アメリカ海軍全面協力による迫真の空戦シーンを撮影。。
『フラッシュダンス』『ビバリーヒルズ・コップ』のドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーが製作。
リドリー・スコットの弟トニー・スコットが監督。
1986年製作/110分/アメリカ
原題:Top Gun
配給:UIP
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地に、F-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。
トップガン入りを果たした若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースと共に、自信と野望を膨らませる。
日々の厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとのコンビネーションで次々と課題をクリアしていくが、ライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘。
その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに恋をする。
子供の頃に散々テレビで放送されていたので改めて観ることはなかったが、新作の『トップガン マーヴェリック』が公開していることもあって、1986年製作の本作をしっかりと観た。
アメリカ海軍のパイロットの訓練学校での物語で空中戦を繰り広げるシーンは見応えはあるが、正直どんなに凄いことが行われているのかわからない。アクション映画のカーチェイスなら理解出来るが、戦闘機のことはさっぱり。
トム・クルーズのカッコ良さと『トップガン』のテーマ曲が流れると何故だか気分も高揚してくるのだから、その効果は凄い。
天才的なパイロットとして活躍するトム・クルーズを観ていると、トム・クルーズ中心に世界が回っているかのように感じる。申し分のない容姿と、女性教官との恋、同僚たち、全てがトム・クルーズをひたすらカッコ良く見せる(元々カッコイイが)ために、回っている世界。
グースという仲間の死も、トム・クルーズに一度大きな挫折感を味わせ、カッコ良く復活させるための要素にしか過ぎない。
ラストは見事に復活して女性教官とキスのハッピーエンド。
複雑な物語はなく、単純明快なハリウッド映画。それが心地良く観れる作品なのだから、素晴らしい。
新作であり続編である『トップガン マーヴェリック』も評判がかなり良いみたなので、近々観に行こうと思う、といったところで「カット、カット」。
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