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園子温監督『東京ヴァンパイアホテル』を観たのだ。

ましたがな。楽しみにしてたから。正直に言うけど感想に困る作品だった。

評論なんて大層なことではなくて、作品の評価なんてのは全ては個人の趣味、好き嫌い。

で僕個人のレビューをさせていただきます。

予告編は文句なしに面白そうだった。園子温監督のオリジナルドラマとあらば、そりゃもう、よだれダラダラですわ。

感想に困るというのはモノすごくイイところと悪いところが、なんか一緒にやってきた感じ。手放しに面白いとは言えないしツマラナイとも言えない。

 

魅力的なキャスト

すごく良かったのは、魅力的なキャスト陣。夏帆も満島真之介も良かった。安達祐実もすごく良かった。

この役は安達祐実以外に考えられないな。

個人的には、しょこたんにもっと登場して欲しかった。

すごく良かったし、しょこたんが出ていたところぐらいまでは面白くなりそうな展開だった。

話はドラキュラ族とネオヴァンパイア族の争いだから、魅力的なキャスト陣が集中するのはわかるけど、人間たちがちょっと、そうでもなかった。だから観ていて人間たちには感情移入しない。人間たちを応援する気になれなかった。

原色の色彩映像美

色使いがすごく良かった。赤とか青、黄、緑とかね、原色を大きく使って映像をカラフルにしている。ヴァンパイアとかって言うと、黒とかを安易に使っちゃいそうだけど、衣装もホテルも、みんなカラフル。視覚的に面白い。

 

地上波では出来ない試み

なんやかんや言うてもオリジナル作品で、思いっきりぶっ飛んだことをしたというのは、それだけですごく評価されるべきである。地上波でやっているような腑抜けなドラマを、もちろんAmazonプライムで作る必要はない。

園子温監督やスタッフ、キャストの方々が思いっきりぶっ飛んで面白いモノを作ろうとしているその心意気や情熱を感じる。

全体的に

すんごくイイところがいっぱいあって、だけど、なんかチープなところも目立つ。金をかけてるなぁと思うところもあれば、志村けんのコントぐらいな感じでチープなところもある。映画はその世界観が大事だから、チープにはチープの良さもあるんだけど、「手抜きしたのかな?」って思わすところがあったらダメかな。

あとは全9話にするほどの話じゃなかった。面白いドラマって続きが気になって一気に観たりするんだけど、なかなか観るのに体力がいた。これは全5話ぐらいでハラハラさせながら、まとめあげた方が良かった。

Amazonのレビューも賛否で分かれている。賛否分かれれている方が作品の存在としては面白いけど。賛も否もわかるなぁって感じ。

でもバットを長く持ってブンブン振り回している感じは好き。バットを短く持って軽くヒットを狙おうとか、そんな姑息な手段じゃないから。三振かホームランか、それだけ。

あとスゴイところは、観終わってから何日たっても映像が頭に残っていること。ツマンナイ作品って、すぐに忘れちゃうけど、この作品は頭に残ってる。

とにかく感想に困る作品であった。

『TOKYO VAMPIRE HOTEL episode1』

Amazon Prime Videoで観る

 

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