映画を観るペースも遅くなったきたが、空いてる時間に観ていく。
『アウトレイジ 最終章』 言葉と弾丸の応酬、 エンタメに徹した分、物足りなさも。 監督:北野武 出演:ビートたけし, 西田敏行, 大森南朋,ピエール瀧, 松重豊 |
大ヒットシリーズなので、万人受けするサービスてんこ盛りの映画に仕立て上げているが、人間描写が希薄になっている気もする。確かに色んな極道のタイプがいて、個性的でそれぞれのキャラがあり、バラエティーに富んでいる。
だが皆が揃って、吠えるか銃を乱射するかの描写で、それこそがアウトレイジの醍醐味なのは否めないが、その一辺倒になってしまうのが惜しかった。
『13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!』 もう人間じゃない。 バカなバケモノ。 監督:トム・マクローリン 出演:トム・マシューズ, ジェニファー・クック,デヴィッド・ケーガン |
『13日の金曜日』シリーズは、今のところ全然好きになれない。
個人的に一番良かったのは、パート1。
後のシリーズは登場人物が全員バカで、スリルもクソもない。
ジェイソンに殺されても、全然可哀そうに思えない。
本作では、墓を掘り起こされたジェイソンに落雷してジェイソンが蘇った。
もう本当のバケモノになっちゃった。
ゾンビだよ、ゾンビ、あらら・・・。
『マンハント』 賛否あるみたいだが、 なかなか面白く観れた。 監督:ジョン・ウー 出演:チャン・ハンユー, 福山雅治, チー・ウェイ |
賛否があるっぽいが、面白おかしく観れた。
演出はバカっぽくて、真面目にやっているのか、カッコつけてやっているのか、意図はよくわからなかったが、それこそが非常に映画っぽくて良かった。
何でもかんでもオーバーで派手なアクションをするのが痛快で、展開もスピーディーで、ダラダラすることなく観れてGOOD!
『忍びの国』 意外にそこそこ面白かった。 その分、勿体なさもあった。 監督:中村義洋 出演:大野智, 石原さとみ, 鈴木亮平,知念侑李, 満島真之介 |
全然期待せずに観て、アクションは中途半端な印象はあったが、そこそこ面白かった。
大野君の顔つきが幼いので、どうしても強い人に見えないのが気になった。
邦画の悪いクセでお涙頂戴的な人間ドラマのシーンになると、どうしてもテンポが悪くなる。
作り手側はそのシーンこそが思い入れがあり観客に見せたいシーンなのだが、そんなシーンこそ間延びしてはいけない。
例えば、自分の家に来た友人に「子供の成長」のホームビデオを見せても、友人にとっては正直どうでもいいのである。
本人にとって思い入れのある皆に見せたいホームビデオは、その他の人たちにとってはどうでもよくて、テンポ良く進んで欲しいものが本音んなのだ。
全体的にもっとアップテンポしていれば良かった。
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