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映画『LUCK-KEY/ラッキー』ネタバレ・あらすじ・感想。

田けんじさんの『鍵泥棒のメソッド』が好きで、リメイクされた韓国版を観ることに。

『LUCK-KEY/ラッキー』
殺し屋による物語が重要ではなく、
入れ替わった二人の人生の人間ドラマが密に描かれている。
監督:イ・ゲビョク
出演:ユ・ヘジンイ・ジュンチョ・ユニ

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予告編

 

 

解説

 
内田けんじ監督のコメディ『鍵泥棒のメソッド』を原案に、『ベテラン』『極秘捜査』などの名脇役として知られる、ユ・ヘジン主演の韓国で製作されたアクションコメディー。

監督は、『野獣と美女』などのイ・ゲビョク。

『あいつだ』などのユ・ヘジンが主演を務めて、『俳優は俳優だ』などのイ・ジュン、『朝鮮魔術師』などのチョ・ユニ、『背徳の王宮』などのイム・ジヨンらが脇を固める。

2016年製作/112分/韓国
原題:Luck-Key
配給:クロックワークス

 

あらすじ

 

どんな依頼も成功させる殺し屋ヒョヌク(ユ・ヘジン)は、仕事を終えて立ち寄った銭湯で石鹸を踏んで転んだ拍子に頭を床に打って記憶喪失に陥る。

一部始終を目にしていた売れない俳優ジェソンは、ヒョヌクの荷物が入ったロッカーの鍵を自分のものとすり替えたことをキッカケに、ジェソンは殺し屋ヒョヌクとして、ヒョヌクは記憶喪失のまま俳優ジェソンとして生きていくことに。

ヒョヌクは完璧主義者であることが功を奏して役者としての道を歩む一方で、ジェソンは裏社会のトラブルに巻き込まれてしまっていく。

 

感想

 
『鍵泥棒のメソッド』が好きで、リメイクされた韓国版を観ることに。

日本版の方が脚本による複雑性が多かった気がする。いくつもの伏線を引いて回収していく内田けんじさんの優秀な脚本は、韓国にも影響を与えてリメイクされたわけだが、韓国版もあっさりとしていて中々見やすくていい。

日本版は伏線回収に唸ったが、韓国版は「人間ドラマ」に焦点を当てて、二人の男の「入れ替わった人生」にコメディとヒューマニズムが見事に描かれている。

また二人の「入れ替わった人生」によって出逢いが生まれた、それぞれのラブストーリーも展開されて、やはり「人間ドラマ」を中心とした物語の進行で、「殺し屋による物語」はさほど重要視はされていない。

もちろん「殺し屋による物語」があればこそ、それぞれの他の要素が活きて物語は進行していくのだが、物語の中心としては描かれていないのである。

「入れ替わった人生」において二人のそれぞれの人間ドラマと、二人の男の成長、そして二人の男のそれぞれのラブストーリーが物語の中心である。「殺し屋による物語」は重要ではない。

『鍵泥棒のメソッド』で異質な存在感を発揮した荒川良々さんのような登場人物も出てこなかった。

また、「殺害の演技」も相手にバレてしまうくだりも省かれていて、「殺害の演技」はバレそうになるハプニングがあるものの問題なく成功するのだ。そのことから見ても「殺し屋による物語」は重要ではなくて、「人間ドラマ」が重要視されていると考えられる。

何はともあれ描き方は違えど、韓国版も面白かった。

唯一の気がかりは、「死んだと思わせた二人」が「役者としてテレビに露出すること」は、依頼者に後々バレてしまうリスクが非常に大きい。役者として有名になって結婚でもしようものなら、その奥さんは世間から注目されてしまう恐れも大いにあるではないか。そんな心配をしてみたところで、「カット、カット」。

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