今年になって食事量が増えた。その割に全然体重は増えない。少しずつ増えてるのか。食べる量も増えたが、体を動かす量も増えたからなのか。
よく食べて、よく運動して、よく眠っているので、かなり健康的。
映画を観る時間が減っているのは、もどかしいぜ。
『ペンギン・ハイウェイ』 少年たちと少女とお姉さんの、 謎だらけのペンギンSFアニメ! 監督:石田祐康 出演:北 香那, 蒼井 優, 釘宮理恵,潘 めぐみ, 福井美樹 |
頭が良い小学4年生の少年は、街に出没したペンギンの謎や森の中に浮かぶ「うみ」の謎を解明しようと、まるで学者のように独自調査していく。
ミステリアスで優しいお姉さんが、更に物語を面白く展開させるのだ。
少年とお姉さんの関係が非常に良く描写されている。
頭脳明晰で大人びた少年も、お姉さんの前では、やはり可愛いらしくもあり、頼もしい一人の男の子でもある。
お姉さん役の声を蒼井優が演じているが、すこぶる魅力的で役柄と非常に合っていた。
ペンギンが街に出没するという変な設定や、ちょっと間抜けな顔をしているペンギンの佇まいがユニークで、楽しめるSF作品だ。
『ゴースト・オブ・マーズ』 火星人の亡霊たちと戦う! そんな馬鹿げた設定が素敵!! 監督:ジョン・カーペンター 出演:イス・キューブ, ナターシャ・ヘンストリッジ,ジェイソン・ステイサム, パム・グリアー |
今回もジョン・カーペンター監督のDVDを購入。
火星人の亡霊たちと戦うなんて、アホくさい設定だけで素敵すぎるじゃないか!!
火星警察の人間と犯罪者たちが協力して、火星人の亡霊たちと戦うなんて最高過ぎる。
『遊星からの物体X』と同様、亡霊は人間の肉体に憑依して人間を襲う。
バトル中のあまりにもあっけない人間の首チョンパは笑える!
強くて美しい火星警察の女性、ナターシャ・ヘンストリッジも魅力的。
『クワイエット・プレイス』 ジョン・クラシンスキー、大出世作! ルールは不明だが優秀な脚本!! 監督:ジョン・クラシンスキー 出演:エミリー・ ブラント, ジョン・クラシンスキー |
公開時から観たかった本作。
アイデアが秀逸で「音を立てたら、即死!」の設定は面白い発想だが、新しいアイデアだけにツッコミどころも出てくる。どうしてもルールが曖昧にならざるを得ない。
川の流れる音や滝の音等の自然界の音はOKだが、人間や動物たちが立てる物音には反応する。足音を立てないように裸足で生活をする家族に、「それはそれで危険だぜ~!」と思っていたら案の定・・・。
一つの建物内だけのワンシチュエーションでのルールなら上手く成立させられそうだが、地球全体規模でのルールとなると難しい。
ルールも不明でツッコミどころはあるが、最初から最後まで引き込まれた優秀な脚本。
優秀な脚本もさることながら、物音を立ててはいけないというルールなため、映画はほぼ無音だ。終始緊迫させ続ける映像、時折流れる映画音楽、役者陣の見事な演技力が素晴らしく良かった。
監督はジョン・クラシンスキーで、脚本・製作総指揮と主演も務めた。実際の妻であるエミリー・ ブラントと夫婦役で出演して、全世界興行収入3億ドル(約330億円)を突破するという大出世作になった。オリジナル企画で大ヒットを飛ばしたジョン・クラシンスキーは、凄い!
映画の中でのジョン・クラシンスキー演じる父親像も頼もしくカッコ良かったぜ。
『死霊館のシスター』 ゾンビのような悪霊たち、 怖がらせるけど強くない。 監督:コリン・ハーディ 出演:デミアン・ビチル, タイッサ・ファーミガ, ジョナ・ブロケ |
ってか、シリーズ全然観ていない。最新作である本作で初めて「死霊館シリーズ」を観た。
実際に当事者として体験したら一生立ち直れないほどのトラウマ級で怖い。だが映画として客観的に観ている分には全然怖くない。
悪霊たちがゾンビみたいな感じで襲って首を絞めてきたりするが、怖がらせるだけ怖がらせておいて特に強くはない。これ程の悪霊レベルだと、もっと簡単にあっけなく人間を殺せそうなもんだが。
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