近頃、健康的な食生活にハマッていて、醤油、酢、味噌等の調味料を添加物のないものに買い替えたり、ほぼグルテンフリーな食事とほぼベジタリアンな食事をしている。
主に食べているのは、魚、野菜、きのこ、海藻、納豆、キムチ、豆腐、イモ、ゴマ、漬物、味噌汁といったところ。
たまごは、平飼いたまご。
油は、米油と亜麻仁油。
飲料は、水や白湯、ルイボスティーに甘酒。毎日5、6杯飲んでいたコーヒーは一日1杯だけ。甘酒以外のお酒は禁酒中。
筋トレ後のプロテインはヘンププロテイン。
サプリは「超高濃度マグネシウム」。
これが実感大きく、体調がすこぶるイイ。気だるさが全然ない。
今までの食生活がいかに乱れていたか、今思うと恐ろしい・・・。
食生活の話はこの辺で。では映画のレビューを。
『アラジン』 『美女と野獣』のスタッフが贈る、 最高エンターテイメント!!! 監督:ガイ・リッチー 主演:ウィル・スミス メナ・マスード ナオミ・スコット
|
素晴らしく面白かった。
さすが、最高な作品『美女と野獣』のスタッフが多く携わっているだけの事はあった。
公開前に魔人役のビジュアルを見た時は、「ただの青く塗ったウィル・スミスやん!」とガッカリしたツッコミを入れていたが、僕のガッカリ感等あっさりと吹き飛ばし、何の違和感もない愛すべき魔人役を演じてくれていた。
それにしてもお笑い芸人のピース綾部さんが「ハリウッドのレッドカーペットを歩きたい!」と言って渡米したが、早くも『アラジン』のアラジン役に抜擢されて、最高のアラジンを演じていたのには驚いた。
良かったね、綾部さん。
『アラジン』の世界観を細部まで作り込んだエンターテイメントには感心の連続であった。まるでディズニーランドに行った時のような感動が、映画の中に詰まっている。
全くもって退屈な時間が存在しないし、一コマ一コマの美しき映像が溢れんばかりに視界へ贅沢に広がるのだ。
『グリーンブック』 アカデミー賞「作品賞」、 人種差別を描いた賛否両論の映画! 監督:ピーター・ファレリー 主演:ヴィゴ・モーテンセン マハーシャラ・アリ リンダ・カーデリーニ
|
『グリーンブック』は、人種差別をテーマにしたロードムービーで、2019年のアカデミー賞「作品賞」「助演男優賞」「脚本賞」を受賞している。という事で、観てみたのだ。
舞台は1962年のアメリカで、天才黒人ピアニストのドン・シャーリーが、粗野なイタリア系用心棒のトニーを雇う。〔黒人専用ガイドブック<グリーンブック>〕を頼りに、あえて差別の色濃い南部へ8週間のコンサート・ツアーへ繰り出すのだ。
正反対の性格の二人が口論をしながらも心を通わせていくのだが、その旅の道中で待ち受けている数々の人種差別がある。
人種差別を描いた内容だけに賛否両論の映画であったが、作品賞を受賞した事でさらに批判の声が高まったのだ。
黒人への人種差別の歴史は相当根深いものであると感じたが、日本人である僕たちにとってはあまり馴染みがないものなので、映画等を通して断片的に歴史を知るぐらいである。
そして映画の中での差別を観るたびに、怒りと悲しみとやりきれない想いがこみ上げるものだ。
批判の声が高まる『グリーンブック』は、「白人にとって心地いい映画」であったからなのであろうか?
差別を受けてきた側にすれば、それは不愉快な映画であったのかもしれない。
だが、この映画は実話を基に作られているので、実際に存在した二人の実際に起きた出来事を描いたものなのだから、作品として「素晴らしい」と評価される事はおかしい事ではない。
また人種差別というデリケートな内容なだけに、「サイテーだ」と声を上げる事もおかしい事ではないのだ。
どちらか一つを正しいと決めつける事が、そもそも差別の始まりではないだろうか?
まさにこの映画では、何もかもが正反対の二人が「自分の意見を主張」しながらも、「相手の事を理解しようとする」という事で心を通わせたのだ。
白人も黒人も、賛否も、自分の意見を主張しながらも、互いに相手を理解しようと努める事が大事なのである。
映画としては、人種差別という重いテーマではあるけども、コメディータッチで描いているので、シリアスな感じではない。
人種差別は人種差別として考えなきゃいけない事ではあるが、この二人が心を通わせていく人間ドラマを、理屈抜きで楽しむのも僕は悪くないと思った次第である。
この記事へのコメントはありません。