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映画『ある母の復讐』ネタバレ・あらすじ・感想。

しメンであるマ・ドンソクを目当てに映画を観る。

マ・ドンソクの怪力も描かれず、ただのイヤな刑事役であった。

『ある母の復讐』
母親の終始、悲愴な顔が重い。
復讐劇だがたいした物語ではない。
監督:イ・ジスン
出演:チャン・ヨンナムマ・ドンソクイ・ジェヒ

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予告編

 

 

解説

 
娘を見知らぬ男に強姦された母親の復讐を描いた映画。

韓国の人気俳優マ・ドンソクが刑事役で出演している。

2012年製作/韓国
原題:Mother Vengeance

 

あらすじ

 
保険会社に勤めながら、小学生の娘を育てるシングルマザー。

ある日、仕事のミーティングで娘の迎えが遅くなってしまったが、娘はすでに学校に不在で、家にも帰宅していなかった。

母親は警察に行くが深刻に取り合ってくれない。

娘は見知らぬ男に強姦されてゴミ捨て場に捨てられていたのだった・・・。

娘の命はとりとめたが精神的なショックが大きく病院に入院した。

母親は警察に相談するも、捜査担当のマ刑事の娘への無神経な聴取と警察のずさんな捜査に母の怒りは爆発。

警察に見切りをつけて、娘が書いた絵を手掛かりに犯人のアパートの場所を突き止め、部屋に踏み込もうとするが・・・。

 

感想

 
僕の推しメンであるマ・ドンソクが出演しているので観てみることに。

マ・ドンソクに関しては『新感染』以前の作品なので、得意の怪力を披露することなく、ただの「イヤな刑事」であった。

男に自分の娘をイタズラされた事件は、それだけで観ていて気分が悪くなるものだ。

ロリコン趣味の男は生まれ持った性癖なので、どうすることも出来ないが、犯罪は許せない。ロリコン趣味の男はどう自分の性癖と向き合い、犯罪に手を染めないで暮らしていくのか?と思う。

物語は、そんな犯罪に手を染めた男に母親が立ち向かう。

しかし終始、母親の悲愴な顔で観ている側も落ち込んでしまう。

警察が揃いも揃って無能で観ている側を苛立たせようとしているのだろうが、苛立ちはしない。

自分が母親の立場なら復讐を決行するのも理解出来る。警察が動いてくれない、法律も甘い、そうなると自分の手で犯人を始末するしかない。犯人を野放しにすることは、次なる犠牲者を出すことにもなりかねない。刑務所にぶち込んでも、犯人は「犯行を繰り返す」と言っている。こうなったら、もう犯人を徹底的に追い込み始末するしかない。僕もきっとそうする。

テーマは重いが意外性も何もなく、たいした物語ではなかった。といったところで、「カット、カット」。

 

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