注目の記事 PICK UP!

短編映画『Don’t look away』一人で撮影した自主映画

『Don’t look away』を制作するにあたって、海外の作品を参考にしていたので紹介させていただく。

Don’t look away

 
YouTubeで海外の『Don’t look away』という作品で類似したものが幾つかあり、それで自分も作ってみようと思った。

物語はパクりたくないので僕なりの『Don’t look away』にしてあるが、「異質な存在が黙って立っている」という表現は同じである。

その「異質な存在」を、どんなビジュアルにしようか?と考えた。

いかにも「殺人鬼」みたいなビジュアルにしてしまっては、見た瞬間に逃げ出したくなるほどの恐怖があるわけで、「あれ?こいつ変だな?」ぐらいなビジュアルを考える。

当初は麻袋を被ろうかなぁと考えていたが、それでは初期の『13日の金曜日』になってしまうので悩みどころであった。

結果、「黒い土のう袋」を被ることにした。

全身、黒のスタイルにして「異質な存在」を作った。

こんなヤツが突っ立っていたら、「あいつ何なの??」という感じになる。逃げ出したいぐらい恐怖の存在でもないし。

この「黒い土のう袋」は被ってみると、透けて見えて、撮影するのにも通気性があり助かった。

全く前が見えないと困るが、透けて見えることで動けるし、通気性があることで呼吸も出来る。

だが7月ということで、それなりに蒸し暑いのであるが・・・。

さすがにこの怪しい恰好で外をウロチョロ出来ないので、グリーンバックを活用して撮影をした。

グリーンバックを活用することで撮影の表現方法は広がった。三年前に一人で大量に映画制作をしていた時には活用していなかったので、喜ばしいことである。

また極力、台詞を省いて5~10分の作品制作を心掛けている。

やはり数十分の自主映画を観るというのは、それなりにハードルが高いものだ。5分程度なら試しに観てみようか?という気持ちにもなる。

台詞を省くのは、全世界、全人類を対象に映画を撮っているから。

一枚の絵画は全人類が鑑賞できるが、言葉の壁というものがあると映画は伝わりづらい。

その点、台詞を省いてしまえば、全人類が映画を鑑賞できる対象になるのだ。

まぁ、とにかく僕なりの『Don’t look away』を楽しんでいただきたいというのと同時に、海外の『Don’t look away』も観ていただきたい。また海外のショートフィルムも充実しているので、日本の作品のみならず海外の作品も観るキッカケになれば喜ばしいことである。

『Don’t look away』
上映時間6分59秒
 

関連記事

  1. 短編映画『蜉蝣は哭く』一人で撮影した自主映画

  2. 『ひまわりとぼく』

  3. 『自画ゾーン』

  4. 『レッド ウィザード』一人自主映画

  5. 自主映画『BURST バースト』in 上板橋。

  6. 『ポンと俺の幽霊奇譚』一人自主映画

  7. 『生命たちの怒り』

  8. 『2016 申』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ARCHIVE

PAGE TOP