観よう観ようと思いつつ、まだ観ていなかった『エクスペンダブルズ』をやっと観たのだ。
『エクスペンダブルズ』 難しいことを考えずに楽しむ映画。 大暴れしまくりの爆破の連続!! 監督:シルベスター・スタローン 出演:シルベスター・スタローン ジェイソン・ステイサム, ジェット・リー |
シルベスター・スタローン、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサムら新旧のアクションスターが集結した戦争アクション大作。
共演にミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーもカメオ出演。
監督・脚本はスタローン。
2010年製作/103分/R15+/アメリカ
原題:The Expendables
配給:松竹
バーニー(シルヴェスター・スタローン)は自らをエクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る凄腕傭兵部隊のリーダーとして精鋭たちを束ねて、ナイフの達人リー(ジェイソン・ステイサム)や、マーシャルアーツの天才ヤン(ジェット・リー)と共に危険な任務を遂行してきた。
ある日バーニーは、とある依頼人(ブルース・ウィリス)から教会に呼び出された。
スタローンが監督を務めてオールスター大競演を実現させてくれた。「エクスペンダブルズ」シリーズの第一作目。
彼らアクションスターを愛して細かいこと気にしないで観たら楽しめる映画である。
しかしながら、物語も人物描写もかなり大雑把ではある。チカラ任せの単細胞な集団って感じで、大体皆同じ性格なのだ。
すぐに自分のチカラをアピールして、理屈抜きでチカラで解決しようとする。腕力だけがモノを言う。
「俺の方が強い」「俺が勝ってたな」などとダサい言葉をカッコつけて言うもんだから、この世界にいる人たちは別次元の人種。
単細胞なキャラ達がバカスカと殴り合い撃ち合って爆破させる。最後は爆破の連続で何が何だかわからない。
だがアクションにこだわり、夢の競演を実現してくれたスタローンには敬服するばかりだ。スタローンは本当に素晴らしい映画スターである。
「大暴れしてやるぜ!」という意気込みを感じて、「難しいこと考えずに見ろ」という堂々とした姿勢。自信に溢れた佇まい。男たちの夢が詰まっている。
物語や人物の細かな描写を気にしないで、ビールでも片手に何も考えずに観るならば最高の映画である、といったところで「カット、カット」。
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