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短編映画『ダークルーム』一人で撮影した自主映画

が覚めたら真っ暗闇の部屋の中にいた。

DARK ROOM

 
『DARK ROOM』は、そのまんまのタイトルだが、タイトルはそのまんまで良い。

凝ったタイトルを付けたところでYouTubeで何の意味もない。誰にも覚えてもらえないまま消化されるだろう。単純な方がわかりやすくてイイのだ。

『DARK ROOM』は、塚本晋也監督の『HAZE』みたいなものを撮りたくて撮った。

密閉空間、閉ざされた世界で抜け出そうと奮闘する男の物語。

物語を膨らませていくのは難題ではあるが、「不可思議な話」を取り扱うのであれば、自由な発想で物語を繰り広げることが出来る。

『リミット』という映画もあった。・・・冒頭だけ観て、やめたが。

またいずれ観よう。

密室や密閉空間というのは、「画(え)」が変わらない退屈さはある。

暗闇の中で、密室空間で、観ている方にもストレスを感じさせるのではないか。

自分だったら、こういうシチュエーションで「どんな物語にしようかなぁ」と考えた時に、また全然違う発想へと変換させる。

談志師匠が言う「イリュージョン」を意識してみる。非常識のその先にある展開を考えて、暗闇の部屋から、全然違う発想へと飛ばす。

「密室空間」を扱いながらも、全然違う「空間」へとイリージョンさせる。宇宙空間や惑星にイリュージョンさせてもイイだろう。タイムスリップさせてもイイ。

密室空間で展開される物語と、別の物語を組み合わせることで、イリュージョンは巻き起こる。

物語の前半と後半で、全然毛色の違う映画になっているなんてこともある。

もしも目が覚めて密室空間に閉じ込められていたら、人間はどんな精神状態になるのだろうか。

密室というのは、そこに長時間いるだけで重度のストレスを感じる。

また暗闇という条件の中では神経が擦り減っていってしまうものだ。

酸素は薄れ、食料もなければ水もない。トイレもない。

自分が何故ここにいて、どこにいるのかもわからない。

理由がわからないことは、更に精神状態を錯乱させていくのである。

脱出を試みるが、焦りと疲労の中で、どんどん追い詰められていくのだ。

しかし、男はそのまま閉じ込められていた方が良かったのか。

密室空間から飛び出した先で、もっと悲惨な状況下に追い込まれるかもしれない。

「目が覚めたら、暗闇の部屋の中にいた・・・」

男の運命はいかに・・・・?!

『ダークルーム』、是非ご覧ください。

『ダークルーム』
上映時間6分10秒

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