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短編ホラー『呪い傘』一人で撮影した自主映画

Jホラー感のある作品を作ってみた。

呪い傘

 
傘をさしている幽霊」という構想は以前から持っていて、それは一人で撮影する自主映画ではなくて、複数人で撮ろうと思っていた。

だが撮影しようと思っていた日が「雨予報」であったために、雨のシーンを取り入れた映画を作ろうということで、この『呪い傘』が生まれた。

雨という状況設定は、それだけでホラー感のある演出をしてくれる。

何となく雨の情景というのは、不安さを煽り、何か気味の悪いことが起きそうな予感がしてくるものだ。

それは「曇り空」の持つ、空を覆いかぶさった、どよんとした雰囲気を醸し出すホラーにとっては最高の演出なのかもしれない。

雨の中、突っ立ている幽霊とは一段と不気味なものだ。

幽霊というのは、何故怖いのだろうか?

「幽霊が怖い」というのは、大半が自分の想像力が占めているのだと僕は思う。

実際に自分の目で「幽霊」を見たことがないけれど、「幽霊」を勝手に想像して怯えているのだ。

それは、僕らが勝手に恐怖を自分の頭の中で生み出しているだけなのである。

「天狗が怖い」とか「口裂け女が怖い」とか、実在するかもワカラナイ、自分の目で見たこともないモノを頭の中で想像して、勝手に怯えているのだ。

幽霊というのも勝手に自分で怯えているだけであって、幽霊による心霊現象を実際に体験した人は少ないだろう。

実際に自分の目で見て実際に心霊現象を体験した方が恐怖するのはわかるが、そのほとんどは人間の勝手な想像で恐怖しているだけなのである。

僕たちは自分で勝手に実際に見たこともないモノを想像して、恐怖して怯えているだけなのである。

ノストラダムスの大予言を実際に起こるかのように勝手に想像して恐怖した方も多いのではないか。

想像力というのは、マイナスに働けば厄介なものである。

日々、「大地震が起こるかもしれない」「氷河期が訪れるかもしれない」「隕石が衝突するかもしれない」と想像するだけで、恐怖心が増幅、膨大して襲いかかってくるのだ。

というとで日常生活において幽霊のことを全く想像しなければ、何も怖くないのである。

「ドラえもんが自分の家にやって来たら」と想像していれば、それだけで楽しくなるものなのだ。

勝手に恐怖を自分で作り出すことをやめて、ハッピーな想像をしていれば日常生活は楽しいものである。

そんなこんなで、Jホラーな『呪い傘』をご覧ください。

『呪い傘』

上映時間4分21秒

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