『牙狼<GARO>』のスピンオフ、雨宮慶太監督の『媚空 -ビクウ-』を観たのだ。
『媚空 -ビクウ-』 戦い方はよくわからないが、 その世界観を堪能出来るだけでイイ。 監督:雨宮慶太 出演:秋元才加 須賀健太 朝倉えりか |
2005年、テレビ東京系列で放映され人気を博した「牙狼<GARO>」シリーズの10周年記念作品。
雨宮慶太原作・監督の人気特撮アクション「牙狼 GARO」シリーズの一作で、2014年に放送されたテレビシリーズ「牙狼 GARO 魔戒ノ花」で活躍した闇斬師(やみぎりし)・媚空が主人公となる劇場版である。
テレビ版に引き続いて秋元才加が媚空役を務める。
須賀健太、ミッキー・カーチスらが共演。
斬新な映像表現、秋元才加の肉体美と身体能力を存分に活かしたアクションシーン、推理や謎解きを絡めたミステリアスな物語が展開。
2015年製作/78分/G/日本
配給:東北新社
闇斬師として闇に堕ちた魔戒騎士や魔戒法師を討伐する媚空のもとに、元老院付の法師・代知から、ある日、「魔戒法師のウサミが闇に堕ちているかどうか確かめよ」という指令を受けた媚空。
媚空は「入心の術」を用いてウサミの心の中=精神世界へと突入。
しかしウサミの精神世界に異状を感じた媚空は、その真相を確かめるべく、師匠である白海法師を訪ねるのだが・・・。
雨宮慶太監督のデザインや世界観が好きで本作を観たが、『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』から派生したキャラクターである媚空を主人公にしたということは知らなかった。
『牙狼<GARO>』は数話観ただけで、ほとんど内容を知らない。
主役である秋元才加は、『山猫は眠らない』の第8弾でハリウッドデビューを果たすなど、アクション女優として今後大いに活躍していきそうだ。
『媚空 -ビクウ-』でもアクションを繰り広げているし、このままシャーリーズ・セロンのようにアクション作品でトップ女優に君臨して欲しい。
無表情で死闘を繰り広げる媚空であるが、イマイチ物語がよく理解出来なかった。
『牙狼<GARO>』のことをよく知らないで、『牙狼<GARO>』に登場する媚空という登場人物が主人公の映画を観たところで、物語が理解出来ないのは仕方ない。
戦い方も独特の世界観なので、どっちが優勢で劣勢なのかは感覚で判断するしかない。
それでも雨宮慶太監督の世界観が好きな僕にとっては、感覚に訴えかける映像で十分に楽しめるのだ。
秋元才加とミッキー・カーチス、佐野史郎などの戦いもよくわからないが、雨宮慶太監督の描く映像を観ているだけで面白い。
『牙狼<GARO>』もしっかり観ていないくせに『牙狼<GARO>』のスピンオフを観ている自分がバカなわけだが、カッコイイ世界観を堪能出来て良かった、ってなところで「カット、カット」。
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