少年時代に観たぶりに『シンドバッド虎の目大冒険』を観た。
『シンドバッド虎の目大冒険』 コマ撮りの素晴らしさ。 ワクワクする冒険活劇。 監督:サム・ワナメーカー 出演:パトリック・ウェイン,タリン・パワー, マーガレット・ホワイティン |
製作チャールズ・H・シニアと特撮映画の巨匠レイ・ハリーハウゼンのコンビのシリーズ第3作。
ジョン・ウェインの息子パトリック&タイロン・パワーの娘タリンの共演。
原題/Sinbad and the Eye of the Tiger/
1977/イギリス/アメリカ/114分
シンドバットは長い航海の旅を終えてシャロックの港へ戻り、彼の帰りを待ちわびていた婚約者のファラー姫と久しぶりに再会。
しかし彼の留守の間にファラーの兄であるカシム王子が、自分の子どもを王位に就かせようとたくらむ継母で魔女のゼノビアの呪いによって、ヒヒに変えられてしまったのだ。
その事実をファラーから聞かされたシンドバッドは、カスガルの隠者メランシアスに助言を乞うべく、姫やヒヒを連れて新たな航海へと旅立つ・・・。
この映画の魅力はやはりコマ撮りの素晴らしさだと個人的に思う。
僕が少年の頃、この映画のコマ撮りを観た時に、すごい好きだったのを覚えている。
大人になった今観ても、やはり好きだった。
実在することのないキャラクター達が、実在するかのように動く奇怪さはコミカルでもあり、少年心をくすぐってくれる。
リアルと区別のつかないCGによる作品も凄いけども、この世界観もハンパなく好き。
コマ撮りだからキャラクターがカクカク動くんだけど、めっちゃイイ。
物語云々はどーでもいいんだけど、「シンドバット」の世界観は大好き。
「アラジン」とか。
アラビアの物語って魔術があったり冒険があったり、最高にドキドキさせてくれる。
「インディージョーンズ」シリーズなんかもそうだけど、何でだろう?
何故、彼らは冒険に出るのか?
何故、悪者は魔術を使うのか?
ヒロインを守るべく、主人公は勇敢に戦うのである。
僕は「シンドバット」の世界観も好きだし、コマ撮りの技術も好きなので、映像を観ているだけで楽しめちゃう。
冒険活劇ものというのは、文句なしに好き。
魔術やら怪物やらの登場も面白いし、主人公がヒロインを助けながら活躍する物語が最高に良い。
この世界観を堪能しながら観るのは非常に心地いい、ってなところで「カット、カット」。
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