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映画『ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ』ネタバレ・あらすじ・感想。

味をそそられる題材だったので、『ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ』を観た。

『ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ』
タイトルもポスターも面白そう!
クソつまんなかった。
監督:クラウディオ・ポリ
出演:トニ・セルヴィッロ

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予告編

 

 

解説

 
ナチスドイツにより奪われた美術品と、それに関わる人々の運命を描いたドキュメンタリー映画。

1933~45年にかけて、ナチスがヨーロッパ各地で略奪した美術品の総数は約60万点にものぼる。

そして、戦後70年以上が過ぎた現在でも10万点が行方不明と言われている。

権力は芸術をも支配できると盲信するナチスによる美術史上最悪の略奪。

ピカソやゴッホなどの名作に退廃芸術の烙印を押す一方で古典主義的な作品を擁護して、ユダヤ人富裕層から美術品を没収した背景や略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫り、今なお続く奪還をめぐる戦いを、歴史家や美術研究家、関係者らの証言をもとに描き、ヒトラーの思想の背景と略奪品がたどった闇の美術史を浮かび上がらせていく。

ヴェネチア・ビエンナーレやイタリア国立21世紀美術館などのドキュメンタリーを手がけたクラウディオ・ポリが監督。

『修道士は沈黙する』『グレート・ビューティー 追憶のローマ』などで知られるイタリアの名優トニ・セルビッロが案内人を務める。

ベストセラー『怖い絵』シリーズの著者・ドイツ文学者の中野京子が日本語字幕監修を担当。

2018年製作/97分/G/イタリア・フランス・ドイツ合作
原題:Hitler contro Picasso e gli altri
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム

 

あらすじ

 
ナチス・ドイツはピカソやゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの名作を退廃芸術と貶める一方で、アーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護していた。

青年時代に画家志望であったヒトラーは故郷に近いリンツに総統美術館を建設しようとしていて、ユダヤ人富裕層やユダヤ人美術収集家、ルーブル美術館から問答無用で憧れの名品や価値ある退廃美術の略奪を繰り返したのだ。

1933~45年にナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品は約60万点におよぶ。

戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われている。

本作では、歴史家や美術研究家、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言をもとに、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫っていく。

 

感想

 
興味深い題材であり、ヒトラーとピカソの間で一体何があったのか?そんなことを思い巡らせる映画である。

やはりピカソの代表作『ゲルニカ』のことが描かれているのであろうか。

ピカソが1937年にスペインの内戦中に描かれた壁画であり、ドイツ空軍による都市無差別爆撃を受けた悲劇が込められていて、現在では反戦の絵としてシンボルになっている。

きっと戦争を巡って、ヒトラーとピカソの間で何かしらの壮絶なドラマがあったに違いないのだ。

しかし、映画を観続けていくと、とてつもなく退屈極まりなく、まったくもってタイトルに騙された映画であったのだ。

もう内容も覚えていないほどに、退屈な校長先生の話を延々と聞かされているが如く、僕の意識は朦朧としていくのである。

ってか、全然ピカソ出てこねーな!

この映画が美術的知識、芸術的知識を持った人が戦争を通しての、このドラマを観ることに知的好奇心なるものがあるのかもしれないが、僕としては単純に映画がつまらなかったってこと。

映画という作品にせず、小難しいドキュメンタリー番組で勝手にやってろ!っての。

その際はタイトルも小難しいタイトルに変えてやれよ。

すごく分かり易そうなポスターをイチイチ作るなよ。

観やすそうな感じのイイポスターを作って僕みたいなヤツをおびき寄せて、いざ蓋を開けてみれば、くだらない校長先生の退屈な話だったなんて、詐欺はやめろよ。

教養あるヤツが、「いや、この映画の良さはねぇ」とマウントとってくるなよ。

バカが見ても、わかり易く興味をそそるように作っていない映画がダメなんだから。

いやぁ、とにかく時間を無駄にした、ってなところで「カット、カット」。

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