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第11回うんこ映画祭出品『美便出ばば出ぶぅ~(Bibidi-Babadi-Boo)』

なたはご存知であろうか?

うんこをテーマにした映画を募集した【うんこ映画祭】があることを。

美便出ばば出ぶぅ~(Bibidi-Babadi-Boo)

 
今回、その由緒ある神聖な映画祭に初脱糞ならぬ初出品させていただいた

うんこをテーマにした映画祭なので、うんこを扱った映画を撮らねばならないのだが、何を隠そう僕は「うんこネタ」が大の苦手(うんこ言うてるのに「大」って言うなや!)なのである。

子供の頃はうんこをネタにした笑いは大好き(だから「大」って言うな!)であったが、近年うんこをネタにした笑いが苦手で本当に不愉快な気分になってしまう。

テレビ等で芸人がうんこのエピソードを語っている時は、すぐに観るのをやめる。

単純にキタナイだけで、面白くも何ともない。

食事中の時にうんこエピソードが語られた時は、本気で怒りが湧いて殺意さえ覚えるのだ。

そんな僕が何故、うんこ映画祭に出品をすることになったのか?

結局、生きものである以上、うんことは切っても切れぬ関係だからではないだろうか?

うんこだけに「クサれ縁」ってヤツかもしれない。

だが流石に思いっきり下品な作品を作る気持ちにはなれず、何とか上品に作品を作りたいと思った。

そこで考えたのがアニメーションである。

『Dr.スランプ』でアラレちゃんがうんこを突っついているシーンには不愉快さを感じることもなく、ゲラゲラと笑って観れるものだ。

以前から「ノアの箱舟」に関する映画を撮りたいという構想があったので、世界の終末にクソったれな世界をうんことともに洗い流してやろうと思い付いたのである。

いつも通り一人でアニメを描き、実写パートは自身が出演すれば問題ない作品に仕上げることにした。

残念ながら映画祭では何の賞にも選ばれず、本当のうんこ作品として流れて行ってしまったのである。

何かしらの賞に選出されるということは価値あるうんこであり、うんこの中でも美しい輝きを放ったうんこなのだ。

そう考えると価値あるうんこは、真のうんことは言えないのかもしれない。

真のうんことは人から嫌がられ蔑まれ、とっとと流して消えてなくなって欲しいものだ。

僕は真のうんこである。

吾輩はうんこである。

うんこそのものである。

スーパー「クサイヤ」人である。

クッソロ大魔王である。

魔人ブ~!である。

それでは、『美便出ばば出ぶぅ~(Bibidi-Babadi-Boo)』をご覧下さい。

 

『美便出ばば出ぶぅ~(Bibidi-Babadi-Boo)』

上映時間6分14秒

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