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ドラマ『ブラッシュアップライフ』ネタバレ・あらすじ・感想。

才 バカリズム脚本 × 天才 安藤サクラ主演の連ドラ『ブラッシュアップライフ』を観たのだ。

『ブラッシュアップライフ』
何気ない会話シーンが面白い。
地元を愛する友情物語。
演出 : 水野格 , 狩山俊輔
出演 : 安藤サクラ , 夏帆 , 木南晴夏 , 松坂桃李

 

予告編

 

 

解説

 
日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送された、バカリズムが脚本のタイムリープ系ヒューマンコメディ

 
民放プライムタイムの連続ドラマにて、安藤サクラは本作で初主演となる。

2023年1月8日から3月12日まで放送。全10話。

 

あらすじ

 
平凡な人生をもう一度やり直す平凡な独身女性の近藤麻美33歳は、地元の市役所で働く実家住まい。

彼女はある日突然人生をゼロからやり直すことになり、産婦人科のベッドの上に。

目の前には若き日の父と母がいて、近藤麻美の2周目の人生が始まる。

 

感想

 
超好評のまま最終回を迎え大団円で終えた本作。天才バカリズムの脚本の上手さに唸った。また天才安藤サクラが見事な主人公を演じ上げ、コメディエンヌとしての才能も見せつけてくれた。

っていうか安藤サクラさん、あなたは人生何周目?天才過ぎでしょ。

亡くなった後のデスクだけが置かれてある白い空間で、役所仕事のように淡々と「生まれ変わり」について仕事をしているバカリズムと安藤サクラのやり取りは、まるでコントのように展開されクスクス笑えてしまう。「来世はオオアリクイですね」「オオアリクイはちょっと・・」なんてバカげたやり取りが行われ、もう一度自分として人生をやり直すことが「できますよ」という。マジか。もう一度自分として人生をやり直せるならば、僕だって自分の人生をやり直したいぞっ!

ということで、安藤サクラ演じる主人公の麻美は2周目の人生を歩むことになる。赤ん坊からやり直し、幼稚園や小学校、中学高校、大学、成人式を経て、社会人へと2周目の人生をやり直す麻美がイチイチ面白い。「徳を積むため」に幾つかのミッションを遂行していく過程も見逃せない。

1周目の人生で大学生時代に交際していた松坂桃李は借金グセのあるダメ男だったが、麻美が2周目で交際しなかった場合は年商10億円の経営者として成功をしていた。麻美と付き合うことで、彼をダメな男にしてしまっていたんだという驚愕の笑える事実。しかも3周目で松坂桃李と少し交際しただけで、10億円から9億円に下がっていた衝撃。1億円の損失をさせた麻美に笑える。

物語は2周目の人生を上手く渡り歩いていくのかと思いきや、3周目、4周目と、最期には5周目の人生を迎えることになる。

実際に人生をやり直すとしたら、想像以上にしんどいと思うぞ。さすがに5周目を歩むのはキツイわ。

本作の素晴らしいところは、何気ない会話の面白さ。麻美が同級生の友達と話している言葉のセンスに、「バカリズムならではの視点」が盛り込まれていて笑えるのだ。

最初は何の変哲もない日常をやり直すドラマだと思っていたが、後半になり飛行機事故を食い止める壮大なミッションが訪れる。

バカリズム脚本の伏線回収の見事さはさることながら、今までの人生が「飛行機ミッションを遂行するための前フリ」になっていたことが凄い。

同級生たちや成人式、カラオケBOXやミタコングの電車、薬局の同僚だった宮岡さんの不倫等々、本作では見どころや面白さを語るシーンが満載だ。

非常に気になった点でいえば、「誰かが人生をやり直す」と「他の人も全てリセットされる」点である。麻美が人生をやり直すと、例えば年商10億の松坂桃李はリセットされ、年商9億の人生を歩むことになってしまう。だとすれば他の誰かが人生をやり直した時、麻美の人生も振り出しに戻ってしまうのではないか。この辺りのルールがイマイチわからなかった。

最終回で、「麻美が4周目の時に8周目だった」市役所時代の後輩が麻美の5周目の人生でCAになっていて、添乗する937便の中村機長が不倫をしていると奥さんに暴露したことで、麻美は937便の機長として乗ることが出来たが、そもそも8周も人生を送っていたら「937便の事故」のことを覚えているのではないか。しかも937便に自分がCAで添乗するわけだから、尚更思い出すだろう。このシーンはとても不可解であった。中村機長は結果、家庭内で大変な事態になったが、あのまま937便を操縦していたら事故死していたので命拾いしたことになる。

「ブラッシュアップライフのルール」には疑問点も残るが、ドラマは非常に面白く浅野忠信のムダ遣いにも笑った。

色んな人生を経験した後で、結局は地元に戻り、地元の友達と仲良く過ごす「友情物語」は最高に良かった。そーいえば仲良し四人組は恋愛エピソードがほぼほぼなかった。全員生涯独身だったのだろうか。

気になる点等を含めて本作は皆で考察していくのにも後々まで楽しめるドラマであった、といったところで「カット、カット」。

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