神社参拝の40の法則が記された『祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門』を読んだのだ。
『祈り方が9割 願いが叶う神社参り入門』
北川 達也 (著) |
寺社仏閣巡りが好きな僕にとっては読むのが必須な本書。
先ず本書に記載されていることで初めに知っておくべきことが、「神社境内の知識を身につけること」と「適切な服装を準備すること」とある。
神社境内の知識は確かに身につけておけば参拝もスムーズだ。
僕がギクッ!と思ったのは、適切な服装を準備して参拝する点である。
神社に参拝に上がるのに今まで服装のことなんて考えてもいなかった。神社の境内で見受けられる方々も服装はそれぞれ普段着で自由な方ばかり。
正装して神社に参拝される方は逆に珍しいのではないか。
だが確かに言われてみれば七五三では正装して参拝した写真が残っている。特別な日だけは正装するが、普段は特に何も気にしていないことが殆どだ。
本書では「神社参りにもドレスコードがある」と言い、「身だしなみを整えることは神様への最低限の礼」だと紹介されている。
肩、ひざを露出する服装やつま先、かかとを露出する靴は避けるとのこと。なるほど、タンクトップに短パンにサンダルで参拝に上がるなんて「もってのほか」なのだ。
男性なら襟付きシャツ、長ズボン、靴下を着用。女性ならスカート丈がひざ下のものを着用して素足は避ける。
だが著者は「願いを叶えるための服装は、神様に敬意を示すスーツ」だと言う。
ス、ス、スーツ!!?
僕の参拝方法は適切ではなかったことが露呈されたのだ。
しかも神社でコマネチなんてしていたらバチ当たり行為も甚だしい。
服装だけではない。その心の在り方、姿勢も大事なのだ。
神社境内を撮影することも「節度をもつ必要がある」と言い、「ましてブログやSNSへ節度のない写真や動画の投稿も避けたい」と。
写真を撮りブログに投稿している僕は願いが叶わない参拝をしている典型だろう。情けない。
コマネチシリーズは継続コレクションしたかったが、今後は素直にやめておこう。
服装も全身スーツとまではいかないが、神聖な場所に行くことを念頭に置いた服装で臨むようにしよう。
最近は「お願いごと」するよりは、日々健康に生かせていただいていることに「感謝を伝える」か「家族と友人の健康を祈る」ぐらいで、自分の願いごとはほぼしない。
例えば京都の「御髪神社」は髪の毛に特化した神社なので「多発型の円形脱毛症が治りますように」とはお願いしたが、特別な目的があった場合にしか自分の「お願いごと」はしない。
だが本書を読んで「祈り方が9割」ならば、せっかく神社へ訪れるのであれば、襟を正して神社参拝に上がらせていただこうと思った。
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