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伝説のライブハウス『照和』に行ってきたのだ。

説のライブハウス『照和』を君は知っているだろうか?

チューリップ、甲斐バンド、武田鉄矢、井上陽水等の福岡出身のアーティストを世に輩出し、更には鹿児島出身の長渕剛もこの『照和』から飛び立った。

福岡の天神を歩いていると長渕剛の『待ち合わせ交差点』の歌詞が脳内を流れ、「天神あたりの交差点で待ち合わせですか?」と口ずさみながら福岡市内を歩いていると、「そういえば『照和』が近くにあったよなぁ」と思い出してやって来た。

『風は南から』
長渕剛

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マジで実在していた『照和』。入り口に入る前からソワソワ。

長渕剛ファン歴30年の僕が初めて訪れた伝説の聖地。

気持ちが高揚して中々店内に辿り着かないではないか。

店内には沢山のサイン色紙が飾られていた。

テーブルは空いていたが満員御礼だったらしく食器の片付け待ちだったが、こちとら店内は写真撮影スポットだらけで落ち着いて椅子に座ってられないので全然OKなのだ。

こっちは喫茶どころじゃない(笑)。

長渕剛のサイン色紙も発見!!

「修練の場 青春の傷 全てを歌い殺せ!!」って、怖っ!!すぐに「殺」そうとしますやん!!

と、まぁそんなこんなをしている内に注文してあった「ホットサンドセット」がテーブルに届いた。

成田から福岡に来て、午前中に日動画廊で個展を鑑賞して、午後は太宰府天満宮。

天神に来て、やっとひと息。

天神は凄い人混みだったので、きっとどこの喫茶店も満席だったのではないか。『照和』で着席出来て、休憩出来たのは奇跡。

ホットサンドセットを味わっていると、次から次へと入店して来るお客さん。

四人掛けのテーブル席に一人で座っているプレッシャー。

「また暑い外に出なければいけないのかぁ」と鬱屈した想いに駆られながら、お会計へと。

憧れ続けた長渕剛。憧れ続けたライブハウス『照和』。

今回の福岡行きの目的ではなかったけど、長渕剛の歌がきっかけでふと思い出した『照和』。

帰宅してから思い出したりせずに、旅の途中で思い出すことが出来て良かった。

帰りのフライトまでにはまだ時間が余っている。そこで次に脳内を流れるのが長渕剛の『男は女が必要さ』。

「夜のとばりがおりるころ二人で歩いたね 夕暮れの大濠公園」、「大濠公園かぁ」と口ずさみつつ、「そーいえば福岡市美術館で香取慎吾展が開催中だったよなぁ」と思い出す。

『逆流』

長渕剛

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行き当たりばったり、僕は『照和』を後にして大濠公園近くにある福岡市美術館に向かったのだった。

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