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『薬師寺 ~白鳳の大伽藍と至宝~』を観たのだ。

師寺に魅せられて『薬師寺 ~白鳳の大伽藍と至宝~』のDVDを購入。

『薬師寺 ~白鳳の大伽藍と至宝~』

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薬師寺 ~白鳳の大伽藍と至宝~

 
先日のゴールデンウィークに奈良へ帰省した際に参拝した薬師寺に魅せられて、薬師寺のことをもっと知りたくなりDVDを購入。

薬師寺創建からの1300年の歴史が語られる。

奈良に住んでいた時は薬師寺のことを気にも留めなかったわけで、印象としては「小さなお寺」なのかな?(失礼!)と思っていたが、ゴールデンウィークに訪れた際に見た立派な薬師寺に心奪われてしまったのだ。

そしてこの長い歴史の中で、薬師寺の姿は大きな変化を遂げてきたことがDVDを鑑賞して分かった。自分が奈良に在住していた時と現在ではまた姿が変わっていたのである。

680年に天武天皇の病気平癒を祈願して薬師寺建立を発願してから、建物が建てられては火災で焼失したり倒壊したが、修復等を行い復興を遂げてきた。

檀家を持たない薬師寺は檀家の方々にお堂を復興して頂くことは出来ず、1967(昭和42)年から高田好胤官長が一人一人のお写経納経料によって再建と復興を願い日本全国にお写経推進に出たという。

「お経は見るだけでも功徳があり、声を出して唱えれば更に功徳があり、自らの手で書写すれば一文字書くごとに佛さま一体を刻むのと同じ功徳がある」と説いた。

1976年には現在の金堂が落慶され、1981年に西塔が落慶。1984年に中門、1991年に玄装三造院伽藍、2003年に大講堂、2017年に食堂落慶と、僕が奈良に生まれ育ち離れてからも薬師寺は姿を変えてきたのだ。

しかも幸運なことに12年の歳月をかけ行われた国宝東塔大修理が完了したことで、今年の4月28日~来年1月15日まで国宝東塔と西塔の初層内で中村晋也さんの「釈迦八相像」の一般公開を見ることが出来た。

僕が薬師寺に感銘を受けた大きな要因の一つが、金堂の仏像「国宝 薬師三尊像」である。薬師如来を中尊に、左脇侍に日光菩薩、右脇侍に月光(がっこう)菩薩が安置される。

その薬師三尊像を前にして、一気に薬師寺ファンになってしまった。

元々は鍍金が施され金色(こんじき)に輝いていたという。現在は漆黒の輝きを放っている。

またDVD特典映像では「日光月光菩薩 初のふたり旅」と題した15分の貴重な映像が収録。

平城遷都1300年記念『国宝 薬師寺展』が東京国立博物館で開催され、薬師寺の日光菩薩と月光菩薩は東京へ旅をしたのだ。単なる美術品ではない仏像を貸し出すことに葛藤はあったものの、多くの人たちの目に触れてもらえることを想い旅立ちの準備をする模様が映し出されている。

歴史を知ることで、更に薬師寺の魅力が広がっていくのだ。

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