「とんねるず」木梨憲武さんの初めての海外個展が10月31日、
ニューヨークの「hpgrp GALLERY NEW YORK」(434 Greenwich St.)で始まったという。
今回は初めて作品の販売も行われてオープン3日目の時点で既に3分の2が売れるなど、好評の滑り出しを見せているらしい。
芸能人の方というのは本当に多才だ。絵を描くのが上手い方って結構いる。
木梨さんの画集は俺も持っている。
芸人の発想というのは、いわゆるアーティストたちの発想を飛び越えるものを持っている気がしてならない。専門学校や美大なんかでは決して教わることがない自由な発想。自由に遊ぶ。
芸術というものをぶっ壊して、新しいものを創る。
木梨さんの絵は面白い。色と筆と紙をめいっぱい遊んでいる。遊び心が満載なのだ。それがまたNYの人たちにピッタリだと思う。自由の国と言われるアメリカで自由に遊んでいる。
木梨さんの画集は見ていて飽きない。何度も色んな作品をぐるぐると見回して楽しめる。
俺は芸能人の方の絵って興味あるんだな。ファンである長渕剛の詩画展を観に行ったり、片岡鶴太郎の個展を観に行ったりもした。皆、それぞれ独特な感性を持っている。
芸能人の方が描いたものであると、観る側も入り込みやすい。アートというものに触れやすくなるのだ。普段アートに関心のない人でも、芸能人が描いた絵ならば触れやすくなるのではないか。それをきっかけに、色んなアートに触れていくのもいいと思う。
コーヒーを飲みながら静かに画集を眺めている、そんな穏やかな時間があってもいいものだ。
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