今までで、最長の映画を撮った。
と言っても、10分。
今回は初めて脚本を文字に書いた。
iPhoneのメモ帳に書く。
いつもは脚本は書かずに、頭の中で考えているだけ。
台詞は、大体のことを喋る。
今回は文字を書かないとダメだった。
この映画は、長編映画にも出来るものだ。
ナレーションで語っているところを、ドラマにして内容を膨らませれば、長編映画にもなる。
自主映画は、長編にすると、観る前にハードルが上がる。
だから僕は短編にする。
5分~20分位がいい。
複数のキャストがいれば30分でもいい。
アイデアは湯水の如く湧き出てくる。
時間をかければもっと良くなるかもしれないが、時間をかければ人は撮る前に飽きてしまう。
結局、思いついたアイデアは、作品になることもなく消えてしまう。
ならば、思いついたアイデアはすぐに作品にする。
量は質を凌駕する。
クオリティーにこだわりすぎると、いつまでたっても作品は完成しない。
理想を追い求めていつまでも童貞でいるよりも、女を抱きまくるプレイボーイの方が結局はテクニックが上手くなるスピードが早い。
頭の中で妄想ばかり膨らませているだけでは、経験の数が増えることはない。
経験が増えれば、次第に質は上がる。
今は、とにかく作品を創る。
それからだ。
それから、何かが見えてくる気がしている。
今回は『殺人ドライブ』という映画を撮った。
『殺人ドライブ』
上映時間10分17秒
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