新年あけましておめでとうございます。
と言ってもお正月等の行事ごとに関心がない。
今回観た映画は全て良作!!
『スパイダーマン』 展開はお決まりだが面白い。 サム・ライミ監督はスゴイ! 監督: サム・ライミ 出演:トビー・マグワイア, ウィレム・デフォー,キルスティン・ダンスト, ジェームズ・フランコ |
スパイダーマンというお決まりの展開だが全然楽しめた。
違和感ありまくりだったのは、ヒロインのMJという女性が可愛くもないのに何故かモテまくりで、なかなか尻の軽いヤツだったこと。
アクションやドキドキ感等、サム・ライミ監督の手腕は流石。
『思い出のマーニー』 米林監督の作品を初めて観た。 切ない物語にぐっと来た! 監督: 米林宏昌 |
ジブリ映画は宮崎駿監督作品以外は、ほぼ観ていない。
メルヘンチックな物語をアラフォーの男が好んで観ようとは思わなかったが、しかし何度もぐっと来た。
10代の頃の何とも言えない純粋な想いが、自分の中でこみ上げてくる。
小さなことで傷つき思い悩み、友達を大事に想っていた頃の気持ち。
『淵に立つ』 イヤ~な気持ちになる映画。 心をかき乱す物語と映像が素晴らしい。 監督:深田晃司 出演:浅野忠信, 筒井真理子, 古舘寛治, 太賀 |
奇妙であり不穏な空気感がたまらなく怖い。
出演者たちの佇まい、演技、間が非常に素晴らしい。
途中で観ることを投げ出したくなるほどのイヤな展開になるが、もうこの世界から出られない。
物語の内容には嫌悪感はあるが、トラウマ級に心をかき乱されたまま、ぐいぐい引き込まれてしまった。
『美女と野獣』 レベルが高すぎる!! パーフェクトすぎる!! 監督:ビル・コンドン 出演:エマ・ワトソン, ダン・スティーヴンス,ルーク・エヴァンス, ジョシュ・ギャッド |
こんなのを見せつけられると、もう太刀打ちできない。
物語はもちろんのこと、キャラクターが一人ひとり魅力的!
全てがパーフェクト!!
恐るべしディズニー!映画の隅々までエンターテイメント!!
観ている人が楽しんでくれることを細部まで考えて、最高級のプロフェッショナル達が作り上げた作品!!
『ダークマン』 最高の世界観!! 面白くてカッコイイ!! 監督:サム・ライミ 出演:リーアム・ニーソン, フランシス・マクドーマンド,ラリー・ドレイク, コリン・フリールズ |
本作は観たことがあるようで、ちゃんと観ていなかった。
バカみたいにクソ面白かった!
手塚治虫先生の『アラバスター』を、絶対に読んだであろう内容!
『アラバスター』
手塚 治虫 (著) |
ギャグかと思うぐらい、人間が驚き、吹っ飛び、車が突っ込み、色んなものが爆発する。
ダークマンもカッコ良すぎる!
『ワイルド・アット・ハート』 若き日のニコラス・ケイジがイカしてる。 クレイジーな役柄で魅力的!! 監督:デヴィッド・リンチ 出演:ニコラス・ケイジ, ローラ・ダーン,ウィレム・デフォー, J・E・フリーマン |
すぐにカッとなる暴力的な男で、加減を知らずに相手を痛めつける。
恋人にだけは一途な愛情を抱く。
若き日のニコラス・ケイジの顔が、すごく好き。いい人を演じるよりも、ワイルドな役柄の時の顔がまたイイ。
映画もクレイジーだが、計算され尽くしたリンチ監督の演出に唸る!!
『美女と野獣』 最新作の『美女と野獣』と全然違う。 比較して観てしまう。 監督:クリストフ・ガンズ 出演:ヴァンサン・カッセル, レア・セドゥ,アンドレ・デュソリエ, エドゥアルド・ノリエガ |
本作を初めに観ていたら、感想は違っていたのかもしれない。
最新作の『美女と野獣』が素晴らし過ぎて、どうしても比較してしまう。
極上のステーキ肉を食べた後で、スーパーのステーキ肉を食べた感じ。
順序が逆だったら良かったかも。
ストーリーも色々異なるが、最新作がパーフェクト過ぎた。
『おおかみこどもの雨と雪』 人間とおおかみのドラマ、心情、 描き方がすごく上手い。 監督:細田守 出演:宮崎あおい, 大沢たかお, 菅原文太, 黒木華 |
心が綺麗にピュアになる作品。
親子愛、男女愛、人間とおおかみを通して、切なく美しく描写している。
鼻で笑ってしまうようなキレイごとではなく、おおかみという存在を通しているからこそ、逆に感情移入が出来て明確に浮き彫りされる。
「狼が出た!ギャー!!」などという安易な表現には至らずに、人間とおおかみの切なさを上手く描いていた。
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