『無限の住人』を観ました。
話題にはなっていたが日本での興行は振るわず、海外ではまぁまぁ評価されているみたい。
申し訳ないが三池監督というだけで躊躇してしまう。
面白いものを作れる映画監督ではあるが、近年の雑な映画っぷりは好きではない。
『テラフォーマーズ』や『ジョジョ』はまだ未見だが評判も良くないし、観る前から躊躇してしまうのだ。
それでも気になっていた『無限の住人』を観ました。
『無限の住人』 テンポがイマイチ。 1対300って観るのしんどい。 監督:三池崇史 出演:木村拓哉, 杉咲花, 福士蒼汰,市原隼人, 戸田恵梨香 |
海外受けするのは何となくわかる。海外では作れない作品だから。
因みに原作の漫画は未読。
そこそこ楽しめる作品ではあるが欠点も目立つ。
キムタクは相変わらずキムタクだが、カッコ良かった。
杉咲花という女の子は、ギャーギャー喚いてうるさい。
市川海老蔵はボソボソ喋り過ぎて何を言っているのかわからないし、市原隼人は何のために現れたのかわからない。
福士蒼汰はそんなに悪い奴でもない。
数多くのキャラクターが登場して面白いはずなのだが、どこか消化不良でスカッ!としない。
「1 VS 300」って、いざ観てみるとそんなに面白くない。
大勢の敵と対決するシーンは迫力がありそうで、実際に観るとただダルくてしんどい。
ライオンがトラと対決すれば面白いが、ライオンが300匹のアリを踏みつぶしているシーンを観ていてもしんどい。
主役の万次の背中の「万」って、めっちゃダサい。
漫画版の「卍」じゃダメだったのか。ヒトラーのハーケンクロイツを連想させるからダメだったのだろうか。
全体的にテンポも悪く、つまらないというわけではないが残念だった。
『博士の異常な愛情』 キューブリックのブラックコメディー。 戦争を題材にした変わった視点。 監督:スタンリー・キューブリック 出演:ピーター・セラーズ, ジョージ・C・スコット,スターリング・ヘイドン, キーナン・ウィン |
大人数での会話劇で、水爆が投下されるまでの事態をブラックコメディーとして描く異色作。
戦争という行為のバカバカしさを、真面目な顔をして議論しているお偉いさん方を思いっきり映画で皮肉った。
物語終盤やラストシーンは、「こいつらバカだな」というお笑いだが当事者たちは大真面目。
最後に流れる映像とエンディングソングは、キューブリック監督のユーモアに万歳!
『スパイダーマン2』 安心して観ていられる面白さ。 ヒーローの苦悩と使命を描いた傑作! 監督:サム・ライミ 出演:トビー・マグワイア, キルスティン・ダンスト,アルフレッド・モリーナ, ジェームズ・フランコ |
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』というだけで、ストレスなく安心して観ていられる。
発想等バカバカしいところもあるが、「楽しませること」が優先しているので全部許せる。
ヒロインの女だけは信用ならない・・。
パート1から色んな男と付き合って、すぐに違う男に乗りかえる。
たいして美人でもないのに、調子にノッて男を手玉にするゲス女。
幾人の男がこの女に泣かされてきただろうか。
スパイダーマンはこの女にベタ惚れだが、一度は懲らしめてくれるシーンを観たいものだ。
『96時間』 最強の父親。圧倒的強さ。 リーアム・ニーソンの表情がイイ! 監督:ピエール・モレル 出演:リーアム・ニーソン, ファムケ・ヤンセン,マギー・グレイス |
娘が誘拐され救出する物語で父親が圧倒的に強いのなんの。
「AIの知能を持ったゴリラか」という感じで、頭脳がキレてケンカも強い。
96時間以内に娘を救出しなければならないので、出てくる敵役たちを片っ端から始末する。
ブチ切れさせたら容赦ない!
父親はヒーローだが、「こいつヤバイでしょ!!」。
どれだけ異国の地で人殺しをして、涼しい顔して帰国してんだよ!!
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