日本映画製作者連盟の記者発表会が、1月25日に東京都内で行われました。
2017年に日本で公開された映画の本数は1187本。邦画が594本、洋画が593本。年間の興行収入は2285億7200万円で前年比97.1%、入場人員数は1億7448万3000人で前年比96.8%という結果に。
2017年邦画興行収入10億円以上番組
1.「名探偵コナン から紅の恋歌
(からくれないのらぶれたー)」68億9000万円
2.「映画ドラえもん
のび太の南極カチコチ大冒険」44億3000万円
3.「銀魂」38億4000万円
4.「劇場版ポケットモンスター
キミにきめた!」35億5000万円
5.「君の膵臓をたべたい」35億2000万円
6.「メアリと魔女の花」32億9000万円
7.「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラと
ダブル世界の大冒険だニャン!」32億6000万円
8.「劇場版 ソードアート・オンライン
-オーディナル・スケール-」25億2000万円
9.「忍びの国」25億1000万円
10.「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」24億1000万円
11.「関ヶ原」24億円
12.「海賊とよばれた男」23億7000万円
13.「昼顔」23億3000万円
14.「帝一の國」19億3000万円
15.「相棒-劇場版IV-首都クライシス
人質は50万人!特命係 最後の決断」19億2000万円
16.「ぼくは明日、
昨日のきみとデートする」18億5000万円
17.「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!
宇宙人シリリ」16億2000万円
18.「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」15億9000万円
18.「アウトレイジ 最終章」15億9000万円 ※上映中
20.「ミックス。」14億9000万円
21.「キセキ ーあの日のソビトー」14億8000万円
22.「三度目の殺人」14億6000万円
23.「劇場版 Fate/stay night
[Heaven’s Feel]I.presage flower」14億5000万円 ※上映中
24.「亜人」14億4000万円
25.「土竜の唄 香港狂騒曲」14億3000万円
26.「ひるなかの流星」13億7000万円
27.「HiGH&LOW THE MOVIE 2 /
END OF SKY」13億4000万円
28.「HiGH&LOW THE MOVIE 3 /
FINAL MISSION」13億1000万円
29.「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで
全米制覇しちゃったホントの話~」13億円
30.「ナラタージュ」12億8000万円
31.「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」11億4000万円
32.「追憶」11億3000万円
33.「東京喰種 トーキョーグール」11億円
34.「ナミヤ雑貨店の奇蹟」10億9000万円
35.「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」10億6000万円
36.「本能寺ホテル」10億1000万円
36.「PとJK」10億1000万円
38.「斉木楠雄のΨ難」10億円
アニメ関連が強いですね。また人気ドラマの映画化や原作もの。映画オリジナルの物語はなかなか厳しい。
こう見ると、制作側が原作ものを扱いたがる気持ちもわかりますね。
2017年洋画興行収入10億円以上番組
1.「美女と野獣」124億円
2.「ファンタスティック・ビーストと
魔法使いの旅」73億4000万円
3.「怪盗グルーのミニオン大脱走」73億1000万円
4.「パイレーツ・オブ・カリビアン/
最後の海賊」67億1000万円
5.「モアナと伝説の海」51億6000万円
6.「SING/シング」51億1000万円
7.「ローグ・ワン/
スター・ウォーズ・ストーリー」46億3000万円
8.「ラ・ラ・ランド」44億2000万円
9.「バイオハザード:ザ・ファイナル」42億7000万円
10.「ワイルド・スピード ICE BREAK」40億5000万円
11.「スパイダーマン:ホームカミング」28億円
12.「IT/イット “それ”が見えたら、
終わり。」22億円 ※上映中
13.「キングコング:髑髏島の巨神」20億円
14.「ドクター・ストレンジ」18億7000万円
15.「カーズ/クロスロード」18億円
16.「トランスフォーマー/
最後の騎士王」17億5000万円
17.「ダンケルク」16億4000万円
18.「ザ・マミー/
呪われた砂漠の王女」15億3000万円
19.「ワンダーウーマン」13億4000万円
20.「ミス・ペレグリンと
奇妙なこどもたち」12億1000円
21.「ブレードランナー 2049」12億円
22.「マイティ・ソー バトルロイヤル」11億5000万円
23.「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
:リミックス」11億4000万円
24.「ジャスティス・リーグ」11億円 ※上映中
ケタが断然に違いますね。洋画の方が興行収入がイイというのが、お客さんの単純明快な答えですね。
でも2016年の『君の名は。』みたいに、250億円という作品もありますから。
良いものを作れば、口コミが広がり、連日メディアで紹介されて、どんどんロングランになっていきます。
個人的には、映画オリジナルの物語で勝負してほしいですが、求められているものが原作ありきのものだとすれば、やはり興行収入の事を考えて制作するのは、否めません。
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