遂にシリーズ完結!『Rambo: Last Blood(原題)』。
シルベスター・スタローン主演のシリーズ第5作にして完結編となる『ランボー ラスト・ブラッド』の邦題で6月12日から全国公開されることが決定。ショート予告編とポスタービジュアルがお披露目された。
前作『ランボー 最後の戦場』からおよそ12年ぶり、シリーズ完結作!!
ランボーがシリーズ史上最高の頭脳戦を繰り広げる。
祖国(米国)に戻って古い友人とともに過ごしていたランボーだが、友人の孫娘が誘拐されたことによって、メキシコの人身売買カルテルと戦う。元グリーンベレーの経験と知識で、工具や農具を強力な武器に作り替えて敵を迎え撃つランボー。おなじみのボーガンを構えるシーンも予告編に収められている。
【公式】『ランボー ラスト・ブラッド』6.12公開/特報
|
セルヒオ・ペリス=メンチェータが悪役を演じている。
パス・ベガが共演。
『キック・オーバー』(2012)のエイドリアン・グランバーグが監督を務める。
スタローンのシリーズものの最新作ニュースって、どうしてこんなに人々の血を興奮させるのだろうか。
それは子供の頃の僕たちを、手に汗して夢中にさせてくれていたからなのだ。
『ロッキー』に『ランボー』『エクスペンダブルズ』、個人的には『オーバー・ザ・トップ』の続編を観たいが息子役だった少年も今じゃいい中年だから、今度は孫との物語が妥当か。
それにしても、まさか70歳越えのスタローンが、まだランボー役を演じて、自ら戦地へと乗り込む映画を撮っているなんてことが凄い。
ってか、もうロン毛のランボーじゃないんだ。
ちなみに最初の『ランボー』が1982年、38年前だから本作で約40年ぶり。
『ランボー』では戦場が舞台ではなくて、警察から逃げるのに街の中や山の中で暴れまくっていた。CGなんかも全然ない時代だから、火薬を使って爆破させていたりと非常に面白い。
2作目である『ランボー/怒りの脱出』が1985年。
筋肉隆々な肉体が魅力的なのと、口を歪ませながら叫ぶスタローンの顔が堪らない。
2では女性への愛が垣間見られるのが印象的だった。
3作目は『ランボー3/怒りのアフガン』、1988年。
ランボーってのは凄くて、バイクに乗ったりヘリを操縦したりしてきたんだけど、3では乗馬もこなしちゃう。プロフェッショナルなの。
少年との友情をも大事にするランボーに痺れた。
4作目『ランボー/最後の戦場』は2008年で、この時に前作から約20年ぶりだった。
「最後の戦場」って書いてあるし、これでシリーズ完結かと思っていたけど、勝手に邦題で「最後」って付けちゃっただけだし、5は「最後の血戦」だから関係ない。次作があるとしたら「最後の戦地」「最後の戦闘」、本当に最後なら「最後の戦死」というところだろう。
4はリアルな描写が印象的だった。アクションとしてのエンタメではなくて、人のカラダが飛び散る戦場の恐ろしさをリアルに描いた映画であった。
そして、2020年6月12日公開の『ランボー ラスト・ブラッド』。
こりゃ、観に行くっきゃない。
この記事へのコメントはありません。