最近は過去に観たことのある映画も見直している。
記憶力がとても悪いので、作品の内容もすぐに忘れてしまうのだ。
「だから振り返る過去はなく、僕の目は未来を向いている」と、そんなカッコイイことではない。
『ランボー』 戦場ではない場での戦闘。 街を爆破したり面白いぜ。 監督:テッド・コッチェフ 出演:シルヴェスター・スタローン,リチャード・クレンナ, ブライアン・デネヒー |
シリーズの中で1だけは、戦場を舞台にした戦闘ではない。
警察から逃亡した先の山中や街の中で、激しいアクションを繰り広げるのだ。
戦闘マシーンとして訓練されたランボーが、戦場ではない場所で戦う姿は非常にエモーショナル。
CGではなく、火薬をバンバン使い爆破させていく迫力は、現代に改めて観るとやっぱりイイなぁと思う。
『ランボー 怒りの脱出』 裏切られたランボーが怒る。 女性への愛の姿も見れる逸品。 監督:ジョージ・P・コスマトス 出演:シルヴェスター・スタローン,リチャード・クレンナ, チャールズ・ネイピア |
組織の偉いさんに裏切られランボーが怒りまくる!
戦場で大暴れした後、基地でのマシンガンぶっ放しは最高だ。
また女性への愛が垣間見えるランボーの貴重な作品でもある。
『ランボー3 怒りのアフガン』 友情を重んじるランボー。 少年や上官、立場への偏見はない! 監督:ピーター・マクドナルド 出演:シルヴェスター・スタローン,リチャード・クレンナ, マーク・デ・ヨング |
相手が少年であっても自分の上官であっても、友情があるならば、そこに優劣はなく絆を大事にするランボーに痺れる。
シリーズを通して、バイクに乗ったり、ヘリを操縦したり、本作では馬に乗ったりと、何でも乗りこなす運動神経の良さに舌を巻くぜ。
『タクシードライバー』 デ・ニーロとスコセッシ、コンビの名作! 狂気と化した男の偶然の結末が最高。 監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ, アルバート・ブルックス,ハーヴェイ・カイテル, レオナルド・ハリス |
眠れないので深夜タクシーを走らせて、女性への愛情が屈折して怒りへと変わっていく。女にフラれた怒りからなのか、大統領候補の男を暗殺しようと筋トレして拳銃を購入する、狂気のヤバイ男。
命知らずの狂った犯罪者になるはずだったのに、最後の最後で英雄になるという結末がいい。
本人はこれっぽちもその気がないのに、社会が勝手にそう見てしまう。デ・ニーロをフッた女でさえも、以前とは違う眼差しで見る。
そしてデ・ニーロ自身が、最後には優しい顔つきになっているという演出が素晴らしく、憎らしいほどにイイ!
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