やはり憧れである。鳥山明先生の『ドラゴンボール』を思いきりパクッてみた。オマージュやらインスパイアなど色々と表現はあるが、パクッたのだ。
タイトルは『DRAGONMAX』。
最近、映画のタイトルを付ける時に思うことがある。それは「わかりやすいモノにしよう」ということだ。
映画のタイトルを凝ってみたところで誰も覚えない。作者のエゴなのだ。カッコつけたって「記憶に残らない」のである。
単純明快でわかりやすいタイトルの方が覚えやすい。
クローネンバーグ監督の『ザ・フライ』を『フライなんちゃら・・・』と、横文字を羅列したとして覚えづらいのだ。
特にYouTubeで公開する映画であるから、わかりやすいモノがいい。
一瞬で『ドラゴンボール』をパクッたなと思わせるビジュアルにしてしまえばイイのだ。
「おい、お前パクリは良くないぞ!恥ずかしくないのか!」という声が聴こえてきそうではある。
しかし映画作品では非常にパクりが横行しているものだ。
オマージュという言葉でお茶を濁して平気な顔をして「パクリではない」と主張する方が恥ずかしいものである。
かの有名な『IT』。
日本では『それ』になる。
今回『ドラゴンマックス』は人物シーンは全てグリーンバックでの撮影をした。
グリーンバックで撮影をした後に、背景シーンを撮影する。しかし連日の雨で撮影がなかなか出来ずにいたが「撮影をしよう」と決めていた日が奇跡的に数日ぶりに晴れる。
だがロケ地に向かった先に思いっきり雨雲が・・・。ロケ地にしようと思っていた場所は、・・・雨。そこから数キロ走ると、何故か晴れ。結局、そこで撮影をすることにした。
撮影をする時はプチアクシデントが起こるものだから、全て「想定内」と決めておく。無理にあらがって強行で撮影をしたとしても、気持ちが乱れて上手くいかないものである。
プチアクシデントが起きた時は、素早く違う方法を探すのだ。
違う方法で撮影した結果、「あ、こっちの方が良かったな」と結果オーライになることが多い。
僕はその現象を「開かないドアは無理して開けようとしない」と思っている。
カギのかかったドアを無理矢理に開けようとしても無駄なのだ。別のドアを探せば、すんなり開くのである。
これは、あらゆることに共通しているのかもしれない。
「開かないドアを無理して開けようとしても開かない」。必死こいて開けようとするのではなくて、別の「開く」ドアを探す。
さて『ドラゴンマックス』、ご覧ください。
『ドラゴンマックス』
上映時間3分56秒 |
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