初のゾンビ映画に挑戦してみた。
ゾンビとして登場するのは赤ちゃんである。
ゾンビ映画といえば、やはり大量発生するところに恐怖があり面白味があるものだ。
本当はゾンビの大量発生の映像を撮りたいに決まっている。
街の中をゾンビが大量に徘徊して人間を襲うなんてものは、ゾンビ映画の醍醐味であろう。
そんな大量発生したゾンビにパニックになった、これまた大量の人間たちが逃げ惑う姿、はたまた立ち向かっていく姿、ほんでもって襲われて噛みつかれる姿を、ゾンビ映画を撮る者なら誰しもが描きたいものなのだ。
しかし、一人で自主映画を撮っている僕がゾンビの大量発生や逃げ惑う人たちのパニック映像を撮ることは出来ない。
くぅ~、悲しいねぇ~!!
それで考えついたのが、「赤ちゃん」をゾンビにしてしまおうというアイデアだ。
樹海で、母親に土の中に埋められて捨てられた赤ちゃんは息絶えてしまうが、ある夜、雷が土の中で眠る赤ちゃんに堕ちたことによって、ゾンビになった赤ちゃんが土の中からゾンビとして蘇るのだ。
そして、赤ちゃんはある男の元へとやって来る・・・。
赤ちゃんの人形をゾンビメイクにして、赤ちゃんゾンビを作った。
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いつかは、本格的にゾンビ映画を撮りたいものだ。
世界中でゾンビ映画というのは大人気である。
ゾンビという架空のキャラクターを、実際に起こりえたかのように描く映画に、僕たちは鼻息を荒くして、目を血走らせながら、コーフンしているのである。
しかし本当にゾンビが発生してしまったなら、僕たちはどう対処するのだろうか?
僕はゾンビ映画をいつも観ていて思うことがある。
これは人間として逃げ惑うよりも、自分もゾンビになっちゃった方がラクなのではないか。
そりゃ、ゾンビにはなりたくない。出来れば人間のまま人生をまっとうしたいものだ。
妖怪人間だって「人間になりた~い!」と訴えかけているのだ。
僕も人間でいたいのは山々ではあるが、自分の身の回りの人たちや街中の人たちがゾンビ化してしまっていたのなら、家でのんびりとコーヒーを飲みながら映画を観ている場合ではないのだ。
海外の映画のように、拳銃やマシンガンをぶっ放すほどの武器もありゃしない。
あるのは、模造等や包丁、のこぎりや斧ぐらいのもの。
その程度の武器で大量発生したゾンビと戦うぐらいならば、いっそのことゾンビになってしまった方がラクだと思ってしまうのだ。
目の前にゾンビが現れたのなら、あなたならど~する???
それでは、そんなこんなのゾンビ映画をご覧くださいませ。
『ゾンビー・ベビー』 上映時間6分38秒 |
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